知事からのメッセージ 令和5年5月

ページ番号1064797  更新日 令和5年5月30日

印刷大きな文字で印刷

令和5年5月8日(月曜日)

令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症対策本部第70回本部員会議を開催しました。

本日の会議で、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことを受け、岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部を廃止することを決定しました。

なお、県の対策本部廃止後も、岩手県新型コロナウイルス感染症連絡会議を設置して、県として一体となった対応を進めていきます。

また、感染症法上の分類は2類相当から5類に変更となりましたが、県民の皆様の命と健康を守るため、必要な保健・医療体制を確保する県の方針に変更はなく、多くの医療機関で外来・入院対応を行う体制を整備しています。

有症状者の相談や受診先を紹介する「いわて健康フォローアップセンター」や高齢者等宿泊療養施設の運用、感染状況に応じた高齢者施設等の職員に対する集中検査は継続します。

一方で、陽性者の登録や自宅療養の要請がなくなることから、自宅療養者の食料支援や、隔離用宿泊療養施設の運用などは終了します。イベント開催に際しての制限もなくなります。

こうした変更内容については、県のホームページでお知らせしますので、御覧いただきますようお願いします。

県民の皆様の命と健康を守るため、今も治療に当たられている医療関係者の皆様、様々な場面で感染防止等に御尽力頂いている介護・福祉・教育関係者の皆様に心から敬意を表し、深く感謝申し上げます。そして、引き続きの御協力をお願いします。

県民の皆様には、場面場面に応じた感染対策に御協力を頂いてきたことに改めて感謝申し上げます。

本日をもって、新型コロナウイルス感染症への対応が変更となりましたが、ウイルスそのものがなくなるわけではありません。場面場面に応じた感染対策を実践しながら、感染拡大の防止と社会・経済活動を両立させる新たな段階に進んでいきましょう。

1
新型コロナウイルス感染症対策本部第70回本部員会議

令和5年5月10日(水曜日)

令和5年5月10日、いわて花巻空港・台北線運航再開記念セレモニーに出席しました。

3年2か月ぶりとなる花巻・台北線の運航再開をお祝いすることができ、大変嬉しく思います。

台北との定期便は、台湾と岩手県の両地域の発展に大きな力となるものであり、両地域の皆さんと一緒になって、路線の持続的な成長につなげていきたいと考えています。

花巻空港は、令和6年2月に開港60周年を迎えます。こうした中、花巻・台北線の運航再開は、本空港の更なる発展に大きく弾みを付けるものであり、多くの関係の皆様の御尽力に改めて感謝申し上げます。

岩手県は、令和5年1月に、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2023年に行くべき52か所」で、県都盛岡市がイギリスの首都ロンドンに続く2番目に紹介され、世界中から注目を集めています。

台湾の方々には、ニューヨーク・タイムズ紙で「歩いて回れる宝石的スポット」と評価された盛岡市の魅力や、海山の雄大な自然、歴史や豊富な食材を生かした食文化など、春夏秋冬1年を通じて楽しめる岩手の魅力をどんどん発信していきたいと考えています。

また、県内では、台湾の魅力ある食や観光資源などのPRや、県民へのパスポート取得助成等により、気軽に海外旅行ができることを実感いただき、台北便の利用促進につなげていきたいと考えています。

今後、花巻・台北線を通じて、両地域の交流人口の拡大を始め、ビジネスや文化の交流、相互理解が更に促進され、友好関係が一層深まることを期待しています。

写真
いわて花巻空港・台北線運航再開記念セレモニー

令和5年5月14日(日曜日)

令和5年5月14日、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン1周年記念イベントに出席しました。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの開校1周年記念イベントが盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。

また、5月6日には、英国のチャールズ3世国王陛下の戴冠式が執り行われました。御戴冠を心よりお慶び申し上げます。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの開校により、岩手の教育環境の向上や多文化共生への理解、地域の振興において、大きな効果が現れています。

令和4年8月には、岩手県と連携協定を締結し、これまで、岩手の子どもたちとのスポーツを通じた交流、県産食材の提供による食堂での「ローカル食材コーナー」の設置、校長や教員による世界遺産である平泉や御所野遺跡の視察をされました。

震災から12年となる令和5年3月には、生徒、教職員の皆様に東日本大震災津波伝承館にお越しいただき、復興防災学習を実施されたところです。

今後も、豊かな自然を有し、歴史と伝統に培われた岩手県を学びの場として広く活用していただくことは、ハロウ校の教育モットーである「人生とリーダーシップのための卓越した教育」の実現に大きく寄与するものと信じています。

また、地域との交流・連携が深まることにより、岩手の子どもたちの学びや、国際化の推進、地域の活性化にもつながるものと思います。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの今後ますますの御発展と生徒の皆さんの御多幸を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

写真1

写真2
ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン一周年記念イベント

令和5年5月21日(日曜日)

令和5年5月21日、令和5年度北上川上流総合水防演習に出席しました。

本日は、大勢の方々に御来県いただき、県内市町村と共に、このような大規模な水防演習を岩手県で実施できますことは、誠に意義深く、関係の皆様の御支援、御協力に深く感謝申し上げます。

本日御参加の水防団の皆様には、住民の安全な暮らしを守るため、日頃から献身的な御尽力を賜り、心から敬意を表します。

東北地方に多くの犠牲と甚大な被害をもたらした東日本大震災から令和5年3月11日で12年となりました。

岩手県においても、国や各自治体、関係機関の皆様から多くの御支援をいただきながら、復興を進めてまいりました。

本県では、昭和22年、23年のカスリン・アイオン台風など、幾度もの洪水被害を受けてきており、国におかれましては、北上川水系の5大ダムや一関遊水地などの整備を着実に推進いただいております。

本県にも甚大な被害をもたらした平成28年台風第10号や令和元年東日本台風など、近年の全国的な()災害の頻発化・激甚化に対応するためには、流域全体の関係者が広く協働して行う「流域治水」が必要であり、ハード整備とソフト施策に共に取り組むことにより、流域全体の減災を実現しなければなりません。

県といたしましては、水害を最小限にくい止める、総合的な水防体制の確立を図ってまいりますので、御理解、御協力をお願い申し上げます。

本年もまもなく梅雨を迎え、その後は、台風の時期となります。皆様には本日の総合水防演習の経験を生かし、非常時の備えをより確かなものとされるようお願いいたします。

結びに、本日の演習に御参加いただきます水防団のますますの御発展と関係の皆様の御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げ、挨拶といたします。

1
令和5年度北上川上流総合水防演習

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 秘書課 秘書担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5017 ファクス番号:019-623-9337
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。