県民一人ひとりの行動で地域医療を支えましょう

ページ番号1022465  更新日 令和5年9月7日

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みんなの力を医療の力に!

 私たちの健康を支える地域の医療は、医師不足など厳しい環境にあります。

 医師の負担を減らし、いざという時に地域医療の現場が県民の皆さんの命を守ることができるよう、私たち県民にも「医療の担い手」としてできる事があります。

 食生活や適度な運動を通じて健康維持を心掛けること、「かかりつけ医」をもつことなど一人ひとりの行動が地域医療を支える力になります。

 

1 かかりつけのお医者さんをもちましょう。

 症状の程度に関わらず、すぐに大きな病院を利用していませんか?

 風邪や小さな傷、湿疹などの軽症の場合には、身近な開業医に相談をしましょう。

 かかりつけ医を持つことで、自分や家族の健康状態を理解し、いつでも気軽に相談ができ、きめ細やかな医療が受けられます。症状に合わせて専門医を紹介してもらえます。

 

 

2 こども救急電話相談を利用しましょう。

「こども救急相談電話」は夜間におけるお子様の病気や事故への対処や、応急処置などを相談できる窓口です。

急な発熱、嘔吐、下痢、腹痛、誤飲、打撲など、どうしたら良いか分からない時にお電話いただければ、アドバイスいたします。

電話:019-6205-9000 または、局番なしの#8000

  注 #8000は、ダイヤル回線電話、IP(ひかり)電話、PHSからは利用できません。

受診の際は、出来るだけ日中の診療時間内に受診しましょう。特に乳幼児の場合、朝は軽い症状でも徐々に症状が重くなる場合がありますので、日中の診察時間内に受診しておけば安心です。

3 食生活や適度な運動で健康維持に心がけましょう。

 健康でいきいき暮らすために、食生活の改善や適度な運動を心掛け生活習慣病を予防しましょう。

自分の健康に無頓着では病気を防ぐことはできません。

(1)食事に気を付ける

脳卒中の要因となる高血圧を防ぐため、塩分の取りすぎに注意し、

野菜や果物も摂るなどバランスよい食生活を心がけましょう。

(2)適度に運動する

運動不足による肥満は、糖尿病や高血圧症などを引き起こす要因に。

適度な運動の継続は健康維持だけでなくストレス発散にもつながります。

(3)タバコをやめる

タバコはあらゆる病気の危険因子です。

喫煙は脳卒中の発症に大きく関わっています。

周囲への影響も大きいので、禁煙を目指しましょう。

(4)お酒は適量を心掛ける

大量の飲酒は高血圧や脳卒中の要因になります。

1回の適量を守る、休肝日を設けるなど、

飲酒量を調整しながら、賢くお酒と付き合いましょう。

4 適正な医療を受けるために、医療機関の役割を知ろう!

 私たちの周りには、近所の開業医から地域の総合病院など様々な病院があります。

 病気やけがの程度のよって効率的で質の高い医療を提供するために「3つに医療機能を分担」しています。

医療機能の分担 担う機能  
1次医療機関(開業医など)

初期診療

軽症患者の治療

患者紹介など

軽症患者など初期治療や、

簡易な手術治療を担います。

2次医療機関(病院)

入院治療

中等症患者など

専門の医療設備を備え、

中~重度の患者の治療を担います。

3次医療機関(高度救命救急センター)

高度特殊診療

重症患者など

高度な医療設備を備え、生命にかかわる

重症患者の手術治療等を担います。

 

リーフレット表面

リーフレット裏面

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 医療政策室 医療政策担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5492 ファクス番号:019-626-0837
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