アニサキスによる食中毒に注意しましょう!

ページ番号1091155  更新日 令和7年10月3日

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さんまが旬の時期になると、アニサキスによる食中毒が増加する傾向にあります。

購入した魚をご家庭で調理する場合でも、十分注意しましょう!

アニサキスとは?

寄生虫の一種で、幼虫がさんま、サバ、アジ、イワシなどに寄生します。

長さが2~3cm、幅が0.5~1mm程で、白色で少し太い糸のように見えます。

また、寄生している魚介類が死亡すると、内臓から筋肉部位へ移動することが知られています。

アニサキス食中毒はなぜ起こるの?

アニサキスが寄生している魚介類を生でまたは加熱が不十分な状態で食べると発症します。

体内に侵入したアニサキスが胃壁や腸壁に刺入して、痛みなどの症状を引き起こします。

どのような症状があるの?

発症部位により胃アニサキス症と腸アニサキス症に分けられ、ほとんどが胃アニサキス症です。

胃アニサキス症:食べて数時間から十数時間後に激しい腹痛、悪心、嘔吐を生じる。

腸アニサキス症:食べて十数時間後から激しい腹痛、腹膜炎症状を生じる。

どうすれば予防できるの?

目視で確認!

調理の際に目視で確認してアニサキス幼虫を取り除きましょう。

鮮度を徹底!

魚を丸体で購入する場合は、新鮮なものを選び、速やかに内臓を取り除きましょう。

内臓は生で食べないでください。

加熱・冷凍で予防!

加熱しましょう。

(60℃で1分で、70℃では瞬時に死滅します。)

冷凍しましょう。

(-20℃で24時間以上冷凍すると感染性を失います。)

 

(注意)一般的な料理で使用する程度の量の酢、塩、わさびではアニサキス幼虫は死滅しません。

関連情報

アニサキスによる食中毒については、以下のページもご覧ください。

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