知事からのメッセージ 令和7年4月

ページ番号1084917  更新日 令和7年5月1日

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令和7年4月26日(土曜日)

 令和7年4月26日、「いわて半導体関連人材育成施設(I-SPARK)開所式」を開催しました。  

 本施設は、地域が一体となって人材を育成し、半導体関連産業の集積と高度化を促進することにより、地域経済を持続的に発展させることを目的に、産学官が連携して構想を立案し、実現に向けて取り組んできたものです。

 本施設が、いよいよ開所を迎えましたことは大変喜ばしく、事業主体であるいわて産業振興センター、様々な面からサポートいただいた「いわて半導体関連産業集積促進協議会」、I-SEP(アイセップ)会員企業の皆様に、改めて敬意を表します。

 また、本施設の整備に当たっては、国からの交付金による御支援、北上市からの土地の無償貸与、企業からの装置や機材の寄贈など、多くの皆様から多大なる御支援・御協力を頂いており、この場をお借りして衷心より御礼申し上げます。

 国内外において、半導体関連産業に対する関心が高まる中、50年の歴史を持つ岩手県の半導体関連産業は、今や全国有数の集積地として認知され、産業振興の先進事例として大きな注目を集めています。

 不足が課題となっている半導体関連人材を育成するため、全国で初めて産学官が連携して設置するこの人材育成施設は、まさにその象徴です。

 県では、ものづくり産業が集積する北上川流域を北上川バレーと位置づけ、働きやすく、暮らしやすい、21世紀にふさわしい新しい時代を切り拓く先行モデル地域の創造に取り組んでいます。

 豊かな田園風景が広がるこの地で、高度な技術を有する人材や次世代のものづくりを担う人材が育成され、人々の生活をより豊かにする最先端の半導体関連製品が世界へと発信されていくことは、北上川バレーの形成と発展に、大きな役割を果たすものと期待されます。

 県としても、いわて産業振興センター及びI-SEP(アイセップ)と連携し、施設の設置効果が十分に発揮されるよう取り組んでまいります。

 岩手から世界へ。世界につながる岩手の半導体産業の未来を一緒につくっていきましよう。

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いわて半導体関連人材育成施設(I-SPARK)開所式

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