知事からのメッセージ 令和元年6月

ページ番号1021135  更新日 令和1年6月18日

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令和元年6月1日

6月1日、「三陸防災復興プロジェクト2019」が開幕しました。

当日、釜石市民ホールTETTOで開催したオープニングセレモニーにおいて主催者を代表して挨拶し、開幕を宣言しました。

三陸防災復興プロジェクト2019は、東日本大震災津波からの復興に力強く取り組んでいる地域の姿と多くの支援に対する感謝の思いを国内外に発信し、更には東日本大震災津波の記憶と教訓を伝えることで世界の防災力向上にも貢献していくことを目的として、8月7日までの68日間で開催します。

また、集中的に実施する様々な取組を通じ、豊かで多彩な自然環境、地形・地質、風土に根ざした歴史の中で育まれた文化遺産や伝統芸能、多種多様な食材や郷土料理など、三陸地域への関心や認知度を高めながら、「新しい三陸の創造」につなげていきます。

このプロジェクトが、今後10年の岩手を創造する土台をつくり、「いわて県民計画(2019〜2028)」の基本目標である「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる『希望郷いわて』」を実現する大きな一歩となるよう取り組んでいきます。

主催者代表挨拶の様子
主催者代表挨拶
第1回三陸防災復興シンポジウムの様子
当日開催された第1回三陸防災復興シンポジウム

令和元年6月10日

6月10日、「縄文遺跡群世界遺産登録推進総決起大会」に出席し、文部科学省に世界遺産登録の早期実現を要望しました。

「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は、平成21年1月に世界遺産暫定一覧表に記載されて以来、4道県及び地元市町が連携し、ユネスコへの推薦準備を着実に進めてきました。

岩手県の候補である一戸町の御所野遺跡は、縄文時代がそのまま残ったかのような良好な環境に恵まれ、非常に高い学術的価値を有し、世界遺産としてふさわしい遺跡です。

また、以前から地元住民によるボランティアガイドグループが充実した活動を展開し、遺跡がある一戸町のみならず、二戸市、軽米町及び九戸村を含めた広域圏で世界遺産登録を目指す活動を行うなど、これまで以上に機運が高まっています。

令和元年度は、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」が日本からユネスコに推薦される候補の一番手となっています。文部科学省の文化審議会において推薦が決定し、世界遺産登録が実現するよう、引き続き取り組んでいきます。

縄文遺跡群世界遺産登録推進総決起大会の様子
縄文遺跡群世界遺産登録推進総決起大会
文部科学省への要望の様子
文部科学省への要望

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