知事からのメッセージ 令和4年8月

ページ番号1058359  更新日 令和4年9月1日

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令和4年8月5日

令和4年8月5日、稲庭高原風力発電所竣工式に出席しました。

今般の大雨災害では、県内においても県北部を中心として河川の氾濫や家屋への浸水などが発生しており、被害や影響を受けた全ての皆様に心からお見舞い申し上げます。

県では、市町村や関係機関と連携し、早期の復旧を進めていきます。

稲庭高原風力発電所は、県営初の風力発電所として平成13年に運転を開始して以来、約20年にわたって岩手県内にクリーンな電力を供給し続け、本県における風力発電の先導的な役割を果たしてきましたが、発電能力を向上させるため、平成30年度に調査検討に着手し、4年余りの歳月をかけて、風車などを全面的に取り替える再開発事業を進めてきました。

本日、無事竣工式を迎えられたことは誠に喜ばしく、本事業の推進に当たっては、地元二戸市を始め、経済産業省、加えて、コロナ禍など様々な困難の中、工事に御尽力いただきました関係の皆様の格別な御理解、御協力のたまものであり、深く感謝申し上げます。

岩手県では、2 0 5 0年度の温室効果ガス排出量の実質ゼロを目標に掲げ、県民や事業者、行政が一体となって、温室効果ガス排出抑制等の取組を推進しています。

この目標達成に向けて、自然環境との調和を図りながら、全国トップクラスのポテンシャルを誇る本県の再生可能エネルギーを、最大限に活用していくことが重要です。

新しい風車に生まれ変わった本発電所では、一般家庭約1,800世帯分に相当する、年間約554万キロワットアワーの電力を供給する能力があり、以前に比べて35パーセント発電量が増加します。

本発電所が、グリーン社会の実現や、再生可能エネルギーの地産地消に関して、引き続き先導的役割を果たすことに大きな期待を寄せるとともに、地域の観光資源として、また、環境学習の場としても貢献できるよう、適切な運営に取り組んでいきます。

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稲庭高原風力発電所竣工式

令和4年8月9日

令和4年8月9日、新型コロナウイルス感染症対策本部第61回本部員会議を開催しました。

県内の感染状況は、人口10万人当たりの新規感染者数は全国最小ではありますが、先週は4日連続で1,000人を超えるなど高い水準で、感染が推移しています。

現在、流行しているオミクロン株BA.5系統の高い感染力を背景に、県民の感染増加とともに、医療従事者の感染や濃厚接触による自宅待機の事例も増え、医療機関における人員体制の不足が生じており、コロナ医療とともに、一部の医療機関では、緊急性が低い検査や手術の延期など一般医療への負荷も日に日に増している状況にあります。

県では、県民の皆様に適切な医療を提供し、医療機関の負荷を可能な限り軽減するため、受診相談センターの体制を強化したほか、介護を必要とする方のための宿泊療養施設の運用を開始しました。

また、お盆に合わせて帰省、移動される方向けの臨時検査所の設置や、感染に不安のある方向けの無料検査の実施など検査体制を強化しています。

医療機関の負荷の軽減には、県民の皆様の協力が必要です。

医療機関を受診する場合には、可能な限り、平日、日中に相談、受診していただきますようお願いします。

ワクチン接種希望の方は、早めの接種をお願いします。特に若い世代の皆様には、夏休みの期間を利用して、ワクチン接種をお願いします。

新規感染者を増やさないことが何より重要です。改めて、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

また、新型コロナによる発熱以外にも、熱中症による救急搬送事例も増えています。エアコンや扇風機、換気などにより暑さを避け、こまめな水分補給による熱中症対策もお願いします。

これからお盆に入り、人の移動や多くの人が集まる機会が増えます。県民の皆様には、自分自身や大切な人の健康を守るため、感染拡大防止の協力をお願いします。

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新型コロナウイルス感染症対策本部第61回本部員会議

令和4年8月31日

令和4年8月31日、新型コロナウイルス感染症対策本部第62回本部員会議を開催しました。

新型コロナウイルス感染者の「全数把握」については、各自治体の判断により、見直すことができるとされましたが、岩手県は、感染された方「全員」をサポートしていくため、医療機関の負担を軽減しつつ、「全数把握」を継続します。

65歳以上や基礎疾患のある方など重症化リスクのある方には、My‐HER-SYS(マイハーシス)や保健所等からの電話による健康観察を実施しながら、サポートします。

重症化リスクの低い方には、My‐HER-SYSを利用した健康観察を実施し、体調が悪化した場合には、「いわて健康フォローアップセンター」が24時間体制でサポートします。

また、医療機関の負担軽減を図るため、重症化リスクの低い方のHER-SYS(ハーシス)の入力については、最小限に簡素化します。

これらにより、重症化リスクのある方に重点的に対応しながら、感染された方全員のサポートを継続します。

県内の感染状況は、新規感染者数が前の週に比べ7日間連続で減少しているものの、本日の新規感染者数が1,301人となり、依然として高い水準で推移しています。

県内での感染者数の増加とともに、医療従事者の感染や濃厚接触による自宅待機の事例も増え、医療機関における人員体制の不足が生じています。一部の医療機関では緊急性が低い検査や手術を延期するなど、コロナの感染拡大が、コロナ医療のみならず、救急医療などの一般医療にも影響しています。

医療関係者の皆様には、県民の命と健康を守るため、懸命な努力をいただいており、県民一人ひとりの感染対策が、コロナの感染拡大防止のほか、一般医療を守ることに繋がります。

県民の皆様には、新規感染が更に減少するよう、引き続き、一人ひとりが場面場面に応じた感染対策を徹底していただくようお願いします。

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新型コロナウイルス感染症対策本部第62回本部員会議

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