知事からのメッセージ 平成25年11月

ページ番号1069962  更新日 令和5年12月5日

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平成25年11月21日

去る11月8日、フィリピンに上陸した台風30号により同国は甚大な被害を受けました。報道される現地の状況に接するたびに大変心が痛みます。

本県では、東日本大震災津波発災以降、世界各国から心温かい励ましや数多くのさまざまな支援をいただきました。その力を糧に、現在、全県を挙げて復興に取り組んでいます。その大震災を経た今、このような隣国の大災害を他人事のように見過ごすことはできません。

このような想いから、11月18日、甚大な被害を受けたフィリピンの方々を支援するため、県庁1階の県民室に「フィリピン台風災害支援情報コーナー」を設置しました。

支援コーナーには、募金箱の設置やフィリピンの現状を伝える情報等を提示しています。今、フィリピンに何かをしたいという想いを込めて、支援を行いたいと思いますので、皆さんのご協力をお願いします。

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平成25年11月21日

11月16日、胆沢ダムの竣工式に出席してきました。

国が整備を進めてきた胆沢ダムは、昭和58年から計画調査が始まり、30年の歳月を経て竣工を迎えることになりました。これまでの国土交通省のご尽力はもとより、地権者の方々をはじめとする関係者の皆様のご理解とご協力に対し、深く敬意と感謝の意を表するものです。

胆沢ダムの完成により、北上川の水害の軽減や県内有数の穀倉地帯である胆沢平野のかんがい用水の確保、また水力発電によるクリーンエネルギーの供給など、様々な効果がもたらされるものと大いに期待しています。

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平成25年11月21日

11月10日から14日にかけて、私を団長とする訪問団を結成し、中国を訪問しました。
北京市においては、岩手の優れた県産品を私から直接PRするとともに、参加いただいた関係者と積極的に意見交換を行いました。参加いただいた方々は県産品への関心も高く、今後の販売拡大に手応えを感じることができました。

また、雲南省の省都、昆明市においては、東南アジア等への玄関口として今後益々の発展が期待される雲南省と、日本の自治体として初めて経済連携協定を締結し、未来志向の連携について活発な会談を行いました。

今回の訪中を踏まえ、今後、岩手と中国との経済連携や交流促進を一層強固なものにし、そしてお互いが利益を享受できる関係を構築していきたいと考えています。

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平成25年11月6日

11月5日、第3回いわてマンガ大賞コンテストの表彰式を行いました。

このコンテストは、本県を題材にしたオリジナル漫画を対象とする「マンガ部門」と、平泉町の柳之御所遺跡から出土した木片に描かれていた鳥獣戯画をモチーフとする「平泉カエルキャラクター部門」の2部門で作品等を募集していましたが、この度、両部門で栄えある各賞受賞者18名の方々が決定しました。受賞者の皆さん、おめでとうございます。

本年9月から新作マンガ配信型のWEBマンガサイト「コミックいわてWEB」を運用し、岩手のさまざまな魅力を伝える取組を開始しています。マンガ部門の大賞受賞作品も配信していますので、どうぞご覧ください。

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平成25年11月6日

11月3日、私が塾長を務めるいわて希望塾で、「未来に追いつく復興」と題した講話を行いました。いわて希望塾は県内各地の中学生の皆さんを対象に、本県の復興や地域づくりを担う人材の育成を目的として開催しているもので、6回目の開催となります。

講話では、復興状況や国際リニアコライダー誘致の取組のほか、世界遺産平泉の理念や本県の未来を担う塾生に期待することなどについて話しました。

また、塾生の質問に私が直接答える「知事との対話」も行いました。復興に向けたさまざまな課題への対応等について活発な意見交換を行いました。併せて、私から、好きなものを増やしそして大切にすることが次の自分の行動にもつながることや、リーダーシップ発揮に当たっての秘訣なども話しましたが、皆さんには熱心に聞いていただきました。

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平成25年11月6日

皇太子同妃両殿下は、11月1日から2日にかけて、東日本大震災津波の被災者のお見舞いと復興状況をご視察されるために本県を訪問されました。今回は平成23年の8月に続く2度目の被災地ご訪問となりました。

両殿下にあっては盛岡市にご宿泊されたのち、釜石市に移動され、市内の応急仮設住宅団地と、被災から復興を果たした水産加工会社をご訪問されました。私からも本県の復興状況について説明させていただきましたが、皇太子殿下から、復興が順調に進むことをお祈りします、とのお言葉を賜りました。改めて、復興への決意を新たにいたしました。

訪問された仮設住宅団地では、被災された方々に心に寄り添う励ましのお言葉をおかけいただき、また、水産加工会社では工場内をご視察いただいたうえ、場内の方々を激励いただきました。生活再建に向けて日々頑張っている方々、地域産業の再建に懸命に取り組む方々の大きな励みになったことと思います。

両殿下には、これまでも本県の復興状況についてお心にかけていただいておりますが、今回のご訪問が復興の加速に向けて取り組んでいる本県県民にとって大きな力になるものと確信しています。

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