汚水処理人口普及率と水洗化人口割合の状況

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1036070  更新日 令和7年8月22日

印刷大きな文字で印刷

農林水産省・国土交通省・環境省は令和6年度末の全国の汚水処理人口普及状況を令和7年8月22日に公表しましたのでお知らせします。

汚水処理人口普及率の状況

グラフ:汚水処理人口普及率の推移

岩手県における、汚水処理人口の普及状況(令和6年度末現在)について説明します。

本県の汚水処理人口普及率は、1999年度末(平成11年度末)では46.6%でしたが、2024年度末(令和6年度末)には85.9%まで向上しました。

令和6年度末の全国平均は93.7%であり、本県より7.8ポイント高くなっていますが、本県と全国との差は着実に縮まってきています。

汚水処理人口普及率の定義

汚水処理人口普及率=(下水道や集落排水にいつでも接続できるように整備された区域内の人口及びコミュニティプラント・浄化槽が整備された世帯の人口)÷住民基本台帳人口
 

2024年度末(令和6年度末)汚水処理人口普及率

岩手県

岩手県汚水処理人口普及率

岩手県合計

(全国順位)

 下水道 

農業集落排水

漁業集落排水

 浄化槽 

コミュニティ

プラント

85.9%

(37位)

64.3%

6.5%

0.9%

14.1%

0.1%

(注)四捨五入を行っているため、合計と一致しない場合があります。

今後の取り組みについて

下水道事業については、国に対し、予算確保について粘り強く要望していきます。
浄化槽事業については、市町村と連携して、普及促進に努めていきます。

水洗化人口割合(水洗便所設置+家庭雑排水のみ接続)の状況

水洗化人口割合のグラフ

岩手県における、水洗化人口の状況(令和6年度末現在)について説明します。

本県の水洗化人口割合(雑排水のみの接続人口を含む)は、1999年度末(平成11年度末)では39.4%でしたが、2024年度末(令和6年度末)には80.5%になっています。

令和6年度末の本県の汚水処理人口普及率は85.9%となっていますので、県民の約5.4%が水洗化の環境は整っていますが、接続していないことになります。

水洗化人口割合の定義

水洗化人口割合=(下水道・集落排水・コミュニティプラント・浄化槽(家庭雑排水も処理するものに限る)で汚水を処理している世帯の人口÷住民基本台帳人口

水洗化とは、一般に水洗トイレの汚水と家庭雑排水を処理できるようにすることをいいます。一方、下水道や集落排水に接続している世帯の中には、費用負担が大きいなどの理由により、水洗トイレを設置しないで家庭雑排水のみを接続している事例があります。

県では、家庭雑排水のみを接続している場合についても、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止しているという観点から、家庭雑排水のみの接続も含めて水洗化人口としています。

2024年度末(令和6年度末)水洗化人口割合

岩手県水洗化人口割合

 

岩手県合計

 下水道 

農業集落排水

漁業集落排水

 浄化槽 

コミュニティ

プラント

水洗化人口

割合

80.5%

58.4%

5.8%

0.7%

15.5%

0.1%

水洗化人口

922,156人

668,793人

66,042人

8,101人

177,967人

1,253人

対象市町村数

33

31

20

10

33

3

(注)四捨五入を行っているため、各汚水処理施設の内訳の計は合計と一致しない場合があります。

未処理家庭雑排水量

2024年度末(令和6年度末)未処理家庭雑排水量

処理しないまま川などへ流れている家庭雑排水は、2024年度末で一日あたり約34,000立方メートルとなっています。

これは、小学校の25メートルプールの約97杯分に相当する量です。(小学校のプールの容積を360立方メートルとした場合)

 

未処理家庭雑排水量の推移

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

県土整備部 下水環境課 下水事業担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5898 ファクス番号:019-629-9130
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。