【令和8年2月12日】県南広域振興局災害対応建設企業等功労者感謝状贈呈式を開催しました。
県南広域振興局では、災害時における早期の交通確保や被害拡大防止等の応急対策業務等において、地域の安全・安心のために、特に顕著な功績があった建設企業等に対し感謝の意を表するため、表彰を行っています。
この度、一般国道107号の地すべり災害における本復旧工事において、迅速に工事を進め、地域の安全・安心の確保に多大な貢献をしていただいた12者を表彰し、2月12日(木曜)に感謝状贈呈式を行いましたのでお知らせします。
1 日時
令和8年2月 12 日 午後2時~3時
2 開催場所
奥州地区合同庁舎分庁舎3階大会議室
3 被表彰者
株式会社安藤・間東北支店
若築建設株式会社東北支店
東野建設工業株式会社
株式会社小田島組
株式会社小原建設
北日本通信株式会社
株式会社佐藤組
株式会社田中建設
株式会社中央コーポレーション
南部電気工事株式会社
公益財団法人岩手県土木技術振興協会
日本工営株式会社
4 功 績
令和3年5月に発生した一般国道107号の地すべり災害における本復旧工事において、施工体制の強化や様々な創意工夫を重ね、厳しい気象条件の中で安全性と品質を確保しながら工事を推進し、予定より約1年前倒しとなる令和7年11月の供用開始を実現させ、住民生活に必要不可欠な道路の早期の交通確保につなげるなど、地域の安全・安心の確保に多大な貢献をしたもの。
5 感謝状贈呈式の状況
(1) 菅原県南広域振興局長挨拶
初めに、菅原県南広域振興局長からの挨拶では、「県民にとって極めて重要な路線を迅速に開通させ、県民の安全・安心の確保に多大な御貢献をしていただいたことは、本日表彰を受けられる皆様が、数多くの困難がある中、お互いに連携し、力を尽くしてこられた成果であり、その御功績をたたえ深く感謝を申し上げる。」と述べました。

(2) 感謝状の贈呈
菅原県南広域振興局長から、対象となる全12者へ、感謝状を贈呈しました。

(3) 受注者代表挨拶
受賞者代表として、株式会社安藤・間東北支店執行役員支店長の木下様より、「地域からは1日も早い開通を望まれていた中で、難工事の課題を克服するため様々な取組みを進めた結果、約1年の工期短縮を図ることができた。今後も、岩手県の発展に寄与していきたい。」との御挨拶をいただきました。


(5) 意見交換
表彰式の終了後、当時の苦労した点や工夫した点などについて、表彰対象者と意見交換を行いました。主な発言は以下のとおりです。
【株式会社安藤・間東北支店・若築建設株式会社東北支店・東野建設工業株式会社】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(トンネル築造)工事
工事内容:トンネル本体、舗装
発言要旨:タイトな工程の中、トンネル坑口の北上市側は供用中のシェッドが設置された国道に直接接続する形であり、技術的難度が高い工事だった。多くの提案もさせていただき、発注者の迅速な判断により工事をスムーズに進めることができた。今までの経験でも、これほど官と民が一体となった工事はなく、これこそが公共事業であると感じた。
【株式会社小田島組】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(道路改良舗装)工事
工事内容:終点側道路改良舗装
発言要旨:月1回の全体工程調整会議の開催により情報共有を図った上で、他現場の工程への影響を軽減するため、常に2車線を確保しながら現道の交通切替を行った。この工事は施工区間を分割して進めることにより安全に作業を進めた。
【株式会社小原建設】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(橋梁下部工)工事
工事内容:橋梁下部
発言要旨:猪や鹿が出現する自然環境であり、GPS付きドローンが使えず、斜面を登って人力で測量をした。また、急峻な地形での施工において課題があったが、発注者にはワンデーレスポンス以上で回答をいただき、計画通りに工事を完了させることができた。
【北日本通信株式会社】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(トンネル非常用設備)工事
工事内容:トンネル非常用設備
発言要旨:トンネル本体とトンネル内の付帯設備の工事を同時で進行するため、施工者間の工程調整に尽力し、無事に工事を終えることができた。
【株式会社佐藤組】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(構造物撤去ほか)工事
工事内容:起点側仮設構台、落石対策
発言要旨:一般通行を確保しながら、シェッド外(ダム側)への作業構台の設置がメインの工事であり、重機等が設置できる場所がなかったため、大型土のう、H鋼、矢板等を駆使し、狭い箇所での作業に非常に気を使って進めた。
【株式会社田中建設】
業務名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(仮橋運用)業務委託
業務内容:仮橋や仮設構台の誘導員配備
発言要旨:運用期間中は、熊が何度も出現したり、冬期間の猛吹雪の中で規制を行うなど、様々な課題があったが、その都度対策を講じた。「仮橋を止めない」を合言葉に、現場一丸となって対応を続け、3年間に渡り一度も通行止めを行うことなく、無事に業務を完了することができた。
【株式会社中央コーポレーション】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(橋梁上部製作・架設)工事
工事内容:橋梁上部
発言要旨:床版打設等の各工程において様々な工夫により工期短縮を図った。その上で、橋梁上部工用の足場を、通信線・電線の施工に提供することにより、事業全体の工期短縮に貢献することができた。
【南部電気工事株式会社】
工事名:一般国道107号大石地区道路災害復旧(トンネル照明設備)工事
工事内容:トンネル照明
発言要旨:トンネル内の配管作業について、占用工事・別工事施工分を含めた管路をまとめて施工することにより、約2か月の工期短縮や安全性の向上に貢献した。
【公益財団法人岩手県土木技術振興協会】
業務名:一般国道107号大石地区道路災害復旧測量調査設計業務委託
業務内容:本復旧工事に係る設計、積算、現場技術業務全て
発言要旨:発災から継続して設計書の作成、現場技術業務に従事したが、早期復旧が求められる中、限られた時間で対応することができた。
【日本工営株式会社】
業務名:一般国道107号大石地区道路災害復旧測量調査設計業務委託
業務内容:本復旧工事に係る測量・地質調査・設計全て
発言要旨:災害発生当初から完成に至るまで、多岐にわたる技術要素を総動員する必要が有り、全16都市に跨る自社グループの技術力と総合力をもって対応した。
これらの意見交換後、菅原県南広域振興局長は、「皆さんの発言をお伺いすることで、改めて大変な現場だったと感じたところであり深く感謝申し上げる。こうした官民一体となり良好な成果を挙げた公共事業の事例について、発注者としても、今後、庁内で共有し、より良い行政となるよう進めて行きたい。」と感謝の気持ちを述べました。

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県南広域振興局土木部 調整課
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