北上山地がILCに適している理由

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ページ番号1011390  更新日 令和2年4月2日

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約50キロメートルにわたる強固な花崗岩が分布、活断層もない

ILC候補地の地図

実験に使う電子や陽電子は、非常に小さな粒子です。それらを正確に衝突させる必要があるため振動が少ない固い地盤が必要です。しかも、20キロメートルから50キロメートルもの距離を確保する必要があります。 東北の北上山地はILCをつくるうえで、とても良い条件がそろっている世界屈指の場所です。岩手県の奥州市から一関市にかけての北上山地の地下には、とても丈夫な「花崗岩」の岩盤が、南北に延び、北側は「人首花崗岩体」、南側は「千厩花崗岩体」と呼ばれています。平成24年12月から平成25年の春にかけて、東北大学と共同で詳細な地質調査が実施され、北上山地がILC建設の適地であることが確認されました。 また、東北地方は「東日本大震災」で大きな被害を受けましたが、地中に関しては非常に安定していることが分かっています。北上山地の地下には国立天文台の「江刺地球潮汐観測施設」がありますが、この施設の装置は震災による影響を全く受けませんでした。

良好な立地社会環境

交通網の充実

東北新幹線を活用し首都圏へ良好なアクセスがあり、仙台・いわて花巻空港と成田・羽田国際空港を活用すれば、世界中へアクセスできます。

レジャー

雪質の良さで有名な安比高原スキー場、世界アルペンの会場となった雫石スキー場をはじめ、数多くのスキー場があります。さらに、恵まれた自然を生かした形で、ゴルフ、登山、渓流釣り、海釣り、カヌー、シーカヤック、海水浴なども楽しめます。

気候、風土

豊かな山と海の自然がもたらす四季折々の風情と、清涼な環境は、生活の豊かさと安らぎを与えます。

このページに関するお問い合わせ

ILC推進局 事業推進課
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5203 ファクス番号:019-629-5339
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。