岩手県立宮古高等看護学院 教育理念・教育目標

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ページ番号1003315  更新日 令和6年3月13日

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写真:学院正門

 人々の健康を守るためには、優秀な医療従事者の確保が必要不可欠な要件である。当学院は、看護師として必要な基礎的知識、技術を身につけ、それを応用する能力と豊かな人間性を養い、社会に貢献する有能な人材を育成することを目的に昭和38年に設立された。

教育理念

 看護の対象は、環境との相互作用の中で生活を営むあらゆる年代の人間であり、尊厳を保つ権利を有する。看護は対象との人間関係を基盤とし、人々の健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生活の質の向上を目指して支援する。

 岩手県立宮古高等看護学院は、県内の保健・医療・福祉分野において地域を支え、県民の健康に寄与できる質の高い看護師を育成することを責務としている。地域の多様な価値観をもつ人々に寄り添い、生活を支える専門職として、人間尊重を基盤とした高い倫理観と専門的知識・技術を身につけ、対象の健康状態に応じた看護を判断し、実践できる能力を育成する。

 人間は支え合う存在であることから、他者への関心をもち共感する感性と、保健医療福祉チームの一員として協働できる能力を育成する。また、社会の変化に伴い看護職へのニーズも変化することから、卒業後も看護専門職として成長し、自律して学び続ける人材を育成する。

教育目的

 地域に暮らす人々とその生活に寄り添い、看護専門職として健康や暮らしを支援し、社会に貢献できる人材を育成する。

教育目標

  1.  看護の対象を、身体的・心理的・社会的に統合された生活者として理解できる
  2.  他者と相互に支え合い、協働するためのコミュニケーション能力を身につける
  3.  多様な価値観を尊重し、地域で生活する人々と支援に向けた関係を築くことができる
  4.  看護実践に必要な知識と技術を習得できる
  5.  人々が地域で健康に暮らすために必要な看護を根拠に基づいて判断し、実践できる
  6.  人間として尊厳及び権利を尊重し、倫理に基づいた看護を実践できる
  7.  保健医療福祉チームにおける看護師の役割を理解し、多職種が協働することの意義と方法を理解できる
  8.  探求心をもって学び、自律して自己の課題に取り組むことができる
  9.  国内外や地域社会の変化に関心をもち、看護専門職として学び続ける必要性を理解できる

このページに関するお問い合わせ

岩手県立宮古高等看護学院
〒027-0096 岩手県宮古市崎鍬ケ崎4-1-13
電話番号:0193-62-5022 ファクス番号:0193-62-5022
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。