魚病の症状、診断

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ページ番号1008659  更新日 令和6年3月13日

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当所では主に下記のような方法で魚病の診断を行なっています。

診断を希望される方はご連絡ください。(電話:0195-78-2047)

また、病気の治療や予防につきましても、お気軽にご相談ください。

魚病の治療等に水産用医薬品を使いたい場合は、当センターへの事前申請をお願いします。

KHV(コイヘルペスウイルス病)

鰓から抽出したウイルスのDNAをPCR法で増幅させて検査します。

当所での1次診断の後、水産総合研究センター養殖研究所で確定診断を行います。

判定には5日程度かかります。

IPNおよびIHN

IPNおよびIHNなどのウイルスは寄主の細胞を変性させる働きがあります。

そこで、ギンザケ由来(またはニジマス由来)の細胞に、検体の脾臓をすりつぶして接種し、細胞の変性が観察されるかどうかで判定します。

接種してから、判定には1~2週間程度かかります。

また、PCR検査も実施しており、この場合は1~2日程度かかります。

細菌性冷水病

病魚の体表の患部または腎臓から体液を取り、専用の培地(改変サイトファーガ培地)に塗り、生えてきた細菌を観察することで判定します。

また、他にも患部から採取した体液に、冷水病菌に特異的な抗体を反応させて蛍光させることで顕微鏡観察をすることもできます。

培地に塗沫する方法では判定に1週間以上かかりますが、蛍光抗体による簡易判定では1~2日程度で判定できます。

せっそう病

病魚の腎臓から体液を取り、一般細菌用の培地(トリプトソーヤ寒天培地)に塗り、褐色の色素を産生する菌を観察することによって判定します。

判定には1週間程度かかります。

細菌性腎臓病(BKD)

腎臓から採取した体液に、病原菌に特異的な抗体を反応させて蛍光させ、それを顕微鏡観察をすることで判定します。

判定には1~2日程度かかります。

細菌性鰓病

鰓をスライドグラスに押し付け、薬品で菌を染色して観察します。

判定には1日程度かかります。

ビブリオ病

病魚の腎臓から体液を取り、一般細菌用の培地(トリプトソーヤ寒天培地)に塗り、生えてきた菌をビブリオ菌に特異的な抗体と反応させ、凝集反応を起こすかどうかで判定します。

判定には1週間程度かかります。

出血性腹水症(シュードモナス症)

病魚の腎臓から体液を取り、一般細菌用の培地(トリプトソーヤ寒天培地)に塗り、生えてきた菌を判定キット「API20NE」で判定します。
判定には1週間程度かかります。

症状

血の混じった腹水を伴う場合があります。

寄生虫症

病魚の寄生部位を実体顕微鏡等で観察します。
判定には1日程度かかります。

症状

顕微鏡で観察した寄生虫の写真


池の壁面に鰓を擦り付けるような泳ぎ型をするようになります。
写真はサケの鰓に寄生した原虫(トリコジナ)

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このページに関するお問い合わせ

岩手県内水面水産技術センター
〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木1-474
電話番号:0195-78-2047 ファクス番号:0195-78-2549
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。