HIV検査普及週間　岩手県キャッチフレーズ　「"知ってる自分”が、一番強い。」

6月1日から6月7日はHIV検査普及週間です

HIV／エイズとは

　HIVは免疫の仕組みの中心であるヘルパーTリンパ球という白血球などに感染し、免疫力を低下させます。HIV感染後は、症状のない時期が数年間続き、さらに進行すると、免疫力が低下し、本来なら自分の力で抑えることができる病気である日和見感染症などを発症します。代表的な23の指標となる疾患を発症するとエイズ発症と診断されます。

HIV感染者／エイズ患者の動向

　令和6年の日本の新規HIV感染者報告数は、令和5年と概ね変わりませんが、新規エイズ患者報告数は令和4年より2年連続で増加しています。

　全体の患者数の約3割は、診断時にエイズを発症している「いきなりエイズ」といわれる状態です。

　エイズの発症は、早期に適切な治療を受けることで予防することができます。また、自覚症状がないため、気づかないうちに他の人に感染させる可能性があります。検査は早めに受けましょう

釜石保健所の定例検査

〔検査日時〕：原則毎月第3木曜日 9時30分から12時

　　　　　　　（事前に電話での予約が必要です）

　　　　　　　6月の検査日　令和7年6月19日

　　　　　　  7月の検査日　令和7年7月24日（第4木曜日）

〔検査場所〕：釜石地区合同庁舎2階　釜石保健所相談室5

  〔対象者〕 ：感染の心配がある方

　　　　　　　（検査は感染の心配があった日から3か月経過した後に受診してください）

　　　　　　　　注：HIVに感染していても1～3か月間は検査では陰性となるため

〔結果通知方法〕：検査日から約2週間後に来所いただき、お知らせします。

  〔その他〕 ：検査は無料、匿名で受けられます

   〔連絡先〕：岩手県釜石保健所　保健課　0193-25-2710