知事からのメッセージ 平成26年9月

ページ番号1069975  更新日 令和5年12月5日

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平成26年9月20日

9月20日、さわやかな風がそよぐ秋晴れの中、陸前高田市において「第7回いわての森林(もり)の感謝祭」を開催しました。

本年の感謝祭は、「助け合い」の精神のもと、東日本大震災津波で大きく被災した沿岸地域と内陸が支え合い、絆と交流を一層深める取組として、県のほか、一関市、陸前高田市と共同で開催しました。

森林は生命の源であり、私たちはこの森林からさまざまな恵みを享受しながら、幾世代にわたり生活を営んできました。私たちには、この大切な森林を県民共有の財産として、みんなで守り育て、良好な姿で次世代に引き継いでいく重要な使命があります。

当日は、式典会場近くの、雄大な広田湾を望む高台において、地元の自然愛護少年団や地域の方々などと一緒に「コナラ」の苗木を植樹しました。この苗木は被災地支援の一環として鳥取県で育てていただいたものです。

このような取組を通して、森林の恵みに感謝し、「ふるさと岩手」の森林をみんなで守り、地域の文化を育む取組が県内各地に広がっていくことを期待しています。

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秋晴れのもと開催した「いわての森林の感謝祭」
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地域の児童とともに記念植樹を行いました

平成26年9月23日

いわて花巻空港が開港50周年を迎えました。

さかのぼること半世紀、昭和39年に東京からの一番機を迎えて以来、いわて花巻空港は、開港当時1,200メートルだった滑走路が二度の拡張により2,500メートルとなったほか、ターミナルビルの移転新築など、より利便性の高い空港となるよう整備されてきました。

現在では、札幌、名古屋、大阪、福岡の4都市に1日最大12往復の定期路線があり、国際便についても、節目の本年には初めて春・秋の台湾定期チャーター便が実現するなど、これまでに延べ1,320万人のお客様にご利用いただくまでになりました。

また、東日本大震災津波の際には、人々の往来や物資輸送のほか広域医療の拠点として、空港の持つ機能を十分に発揮し大きな役割を果たしました。

50周年の節目を迎えることができましたのも、岩手県民はもとより国内外からの多くのお客様、空港を支えてくださいました就航エアラインをはじめとする関係者の皆様のご支援とご協力の賜物であり、心より御礼を申し上げます。

この節目の年を記念し、9月19日に開港50周年記念式典を、また同23日には空港を会場としてスカイフェスタ2014を開催し、本県初となる航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行も行い、たいへん多くの皆様にご来場いただき賑わいを見せました。今後におきましても、いわて花巻空港は、本県と国内外との交流の拠点として更なる発展を遂げるよう一層の利用促進に取り組んでまいります。

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開港50周年記念式典での挨拶
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スカイフェスタ2014は多くの来場者で賑わいました
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展示飛行には岩崎統合幕僚長にもご出席いただきました
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見応えのあった本県初のブルーインパルス展示飛行

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