知事からのメッセージ 平成26年4月

ページ番号1069980  更新日 令和5年12月5日

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平成26年4月6日

4月6日、三陸鉄道南北リアス線が全線107.6キロメートルで運行を再開しました。

5日と6日の両日行われた全線運行再開式典や関係イベントには、車輛復旧等にご支援いただいたクウェート国の駐日全権大使、国土交通大臣、復興大臣をはじめ、県内外から数多くの方々に駆けつけていただき、そして運行再開を盛大にお祝いしていただきました。

沿線地域の住民をはじめ全国の皆様が本当に心待ちにしていた全線開業であったと実感するとともに、三陸鉄道が被災地域にとって希望と勇気を与える大きな存在であることを改めて実感しました。

東日本大震災津波による甚大な被害からこれまで懸命に復旧に取り組んでいただいた工事関係者の皆様のご尽力、そして沿線住民をはじめ、県内外の方々からの多大なご支援の賜物であり、改めて感謝申し上げます。

三陸鉄道は、住民生活のうえで大切な交通手段であるとともに、地域間の交流や観光などの地域振興に欠くことのできない極めて重要な社会基盤です。全線で三鉄車両が風を切って走り出すことは、三陸復興牽引の原動力となることであり、これまでご支援いただいた県民の皆様をはじめ、全国、全世界の方々への恩返しでもあります。

県では、本年を「本格復興推進年」と位置付け、地元の底力とさまざまなつながりの力により、復興への取組をさらに推進していくこととしています。引き続き、皆様のご支援とご協力をよろしくお願いします。

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平成26年4月20日

いわて花巻空港で初めての運航となる国際定期チャーター便の一番機を利用し、4月17日から20日にかけて台湾を訪問しました。

今回、私を団長に県内関係市町や商工・観光関係者で構成する総勢39名の訪問団を結成し、開港50周年の節目を迎えるいわて花巻空港への国際定期便の就航実現や観光をはじめとした相互交流の拡大を図ることを目的として訪台したものです。

滞在中は、台湾政府や航空会社に対し、花巻空港への国際チャーター便の運航拡大と国際定期便の就航に向けた提案を行ったほか、大手旅行会社等に観光をはじめとした様々な分野での交流拡大を広く呼びかけました。

本県を訪れる外国人観光客の約半数が台湾からのお客様であるとともに、東日本大震災津波に際して多大なご支援をいただくなど、台湾は本県にとって大切な絆で結ばれた地域です。

また、今回の訪問では、台湾と本県との絆の証として、また復興に対する支援への謝意を表するため、薄紅色の見事な花を咲かせる中尊寺ハスを「復興祈念の象徴」として、台北市北投公園で株分けを行ってまいりました。

これらの現地での活動を通じて、今後、台湾からさらに多くの方々にお越しいただき、また、本県からも今回の国際定期チャーター便により多くの方々が台湾を訪れることで、相互交流の拡大につながることを期待します。

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