令和4年4月の意見・提言集

令和4年4月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。

受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。

• 提言内容は、御意見等の要旨です。
• 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
• 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
• 反映状況の区分は、次のとおりです。
  • A　提言の趣旨に沿って措置したもの
  • B　実現に努力しているもの
  • C　当面は実現できないもの
  • D　実現が極めて困難なもの

受理年月日：2022年4月21日（電子メール）

受理方法：電子メール

意見提言内容

　診療検査医療機関として新型コロナウイルスの検査や加療、自宅療養者の健康観察に当たっているが、医療費の補助について他の医療機関からも困惑の声が上がっている。
　政府の方針では、新型コロナ陽性確定前の医療費について、処方箋料等は自己負担となっているが、当県を含めたいくつかの自治体では、陽性確定前の医療費の補助を行っている。このため、一度会計を済ませた患者が、翌日PCR検査で陽性が判明すると、返金が必要になる。後日会計とすれば未収金が発生することもある。
　また、レセプトの再提出が必要になるため、医療機関にとっては業務の負担となっている。このような補助制度は早急に中止してほしい。　

取組状況

　現在医療機関の業務負担になっている陽性確定前の医療費の取扱いについて、県及び盛岡市、県医師会、盛岡市医師会の4者との協議の結果、医療機関の負担軽減となるよう内容の整理ができました。
　今後、関係機関への通知発出を行うこととしておりますので、もうしばらくお待ちいただくようお願いします。

• 反映区分：B　実現に努力しているもの
• 部局名：保健福祉部
• 回答課名：医療政策室
• 回答担当名：感染症担当
• 回答電話番号：019-629-5417

受理年月日：2022年4月19日（文書）

受理方法：文書

意見提言内容

　汚水処理施設の維持管理業務及び手数料について、現在の保守点検業務は、岩手県浄化槽検査センターによる検査と、浄化槽設置者が選定した保守点検業者による保守点検の2本立てとなっており、手数料も同様である。また、それぞれが独自のスケジュールで検査を行っているため、多くの項目が同月又は1か月以内の期間に実施されている実態である。
　この実態を踏まえ、浄化槽法に規定されている法定検査を、設置者が選定した保守点検事業者ができるようにしてほしい。
　

取組状況

1　浄化槽の保守点検について
　　浄化槽の保守点検では、浄化槽のいろいろな装置が正しく働いているか点検し、装置や機械の調整・修理、ス
　カムや汚泥の状況を確認し、通常実施される年1回の清掃以外に必要となる汚泥の引き抜きや清掃時期の判定、
　消毒剤の補充などを行います。保守点検浄化槽法(昭和58年法律第43号。以下「法」という。)第10条第1項に　　　
　より、浄化槽管理者の責務として行う必要がありますが、自身で行うことができない場合には、法第10条第3
　項により、県知事の登録を受けている浄化槽保守点検業者に委託することができます。
2　法定検査(水質に関する検査)について
　　法定検査は、法第11条により、浄化槽管理者が保守点検や清掃を適正に行っているかどうか、浄化槽が正常
　に機能しているかどうかを、県知事が指定した「指定検査機関」が公正中立に行う検査です。本県では、指定検
　査機関として、申請に基づき「公益社団法人岩手県浄化槽検査センター」を指定しています。
3　保守点検事業者による法定検査について
　　現時点で、県に指定検査機関としての申請を行い、指定を受けた浄化槽保守点検事業者が存在しないため、保　
　守点検事業者による法定検査は困難な状況です。近い時期に同様の水質検査を行わざるを得ない状況が発生する
　場合があることは承知しておりますが、保守点検と法定検査は法によりそれぞれ異なる趣旨で規定されており、
　生活環境の保全のため重要なことですので、御理解いただきますようお願いします。

• 反映区分：C　当面は実現できないもの
• 部局名：環境生活部
• 回答課名：資源循環推進課
• 回答担当名：資源循環担当
• 回答電話番号：019-629-5380