岩手県における自殺の現状
自殺者数・自殺死亡率の推移
厚生労働省の人口動態統計によれば、平成15年の自殺者数527人、自殺死亡率37.8をピークとして、長期的には減少傾向にありますが、令和3年の岩手県の自殺者数は193人、自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺者数)は16.2となりました。
自殺死亡率の全国比較では、平成15年に12.3ポイントの差がありましたが、令和3年では0.3ポイント全国平均を下回ったところです。
男女別・年齢別の自殺者数
令和3年の年齢別の自殺者数は、警察庁自殺統計によると、男性では40歳代、女性では80歳以上が多く、前年比では、70歳代の男性及び20歳代の女性が増加しています。
(注)人口動態統計は外国人を除いた日本人の住民登録地で集計し、警察庁自殺統計は外国人を含む発見地で集計しています。
原因動機別・年齢別の自殺者数
令和3年の原因・動機別の自殺者数は、男女ともに「健康問題」が最も多く、年齢別では、男性は30歳代、60歳代以降で「健康問題」が最も高く、40~50歳代で「経済・生活問題」が最も高くなっています。女性は、10歳代以外で「健康問題」が最も高くなっています。
地域別の自殺者数の割合
令和2年の地域別の自殺者数の割合は、保健所圏域で、県央、宮古、一関の順で高くなっています。
東日本大震災に関連する自殺者数
東日本大震災に関連する自殺者数は、厚生労働省の公表によれば、令和4年3月までで計55人となっています。年齢別では60歳代が最も多くなっています。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 障がい保健福祉課 自殺総合対策担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5483 ファクス番号:019-629-5454
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。