岩手県スポーツ推進計画の策定

ページ番号1019800  更新日 平成31年3月27日

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 県では、スポーツ基本法(平成23年法律第78号)第10条の規定に基づき、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進するための今後の目標及び施策等を定めた「岩手県スポーツ推進計画」(計画期間2019年度~2023年度)を策定しました。

1 計画策定の趣旨

 スポーツは、日常生活に潤いや活力を与えるだけでなく、私たちが抱く夢や希望を実現するためのツールとして欠くことができないものです。また、スポーツを通じて一人ひとりや集団、地域がつながりを深めていくことによって、地域社会の一体感や活力の向上につながっていきます。
 本県では、1999(平成11)年度から2010(平成22)年度まで「岩手県スポーツ振興計画」を策定し、2011(平成23)年度からは「いわて県民計画」及び「岩手の教育振興」の中に定めるスポーツ分野に関する政策項目等をスポーツ振興法に基づく計画として位置付け、スポーツ振興を図ってきました。
 国では、1961(昭和36)年に制定したスポーツ振興法を2011(平成23)年6月にスポーツ基本法(平成23年法律第78号)として全部改正し、また、2015(平成27)年10月にはスポーツ庁を設置し、2017(平成29)年3月に第2期スポーツ基本計画を策定するなど、スポーツ施策の総合的な推進を図っています。
 この間、本県では、2011(平成23)年の東日本大震災津波により、甚大な被害に見舞われましたが、2016(平成28)年には、大震災津波発災後、被災地としては初めての国民体育大会・全国障害者スポーツ大会を開催しました。国体・大会を通じて県勢の躍進を支えた競技力の向上や県民挙げてのおもてなしなど、私たちが得た貴重なレガシーを次の世代につなげていくことが求められています。
 また、2017(平成29)年度から、文化・スポーツ行政をより効果的・一体的に推進するため、関連施策を知事部局に一元化し、文化・スポーツの専担組織を設置したところです。
 さらに、2019年にはラグビーワールドカップ2019TM釜石開催、2020年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、県民のスポーツに対する機運がかつてないほど高まるなど、本県のスポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。
 こうした機運を好機と捉え、スポーツの推進により、県民の幸福で豊かな暮らしが実現するよう、県民をはじめ市町村やスポーツ関連団体等と連携・協働し、県が総合的かつ計画的に取り組む施策を示した「岩手県スポーツ推進計画」を策定します。

2 計画の位置付け

(1) 「いわて県民計画(2019~2028)」に示している目標や取組等を具体化する個別計画
(2) スポーツ基本法第10条に基づく「地方スポーツ推進計画」

3 計画期間

 2019年度~2023年度(5年間)

4 目指す姿

 スポーツの推進による県民誰もが健やかで輝く岩手の創造

5 施策の基本的な方向

 次の4本の施策の柱、13の施策展開の方向、32の主な施策に基づき、目指す姿に向けて取り組んでいきます。
  1 ライフステージに応じて楽しむ生涯スポーツの推進
  2 共生社会型スポーツの推進
  3 国際的に活躍する競技スポーツの推進
  4 地域を活性化させるスポーツの推進

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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部 スポーツ振興課 生涯スポーツ担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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