堆肥を上手に利用しよう!堆肥の利用ガイド
作物生産の良否は、その育つ土に大きく影響されます。
特に、近年、水田においては畑作との輪換利用により有機物の分解が促進され、地力の低下が指摘されています。
そこで県では、全国トップクラスの畜産県であるメリットを生かし、土づくり効果の高い堆肥の利用を促進しています。
堆肥の利用ガイド(ご自由にご活用ください)
堆肥の施用効果を十分に得られるように、堆肥の特性や品目別の利用方法、堆肥施用時の減肥方法をまとめた利用ガイドを作成しました。
土壌診断に基づき、堆肥を上手に利用して、健康な土づくりに努めましょう。
堆肥の施用効果
堆肥は、作物への養分供給だけでなく、土壌の化学性、物理性、生物性を総合的に改善し、地力の向上を図ることができます。その結果、農産物の品質向上や安定生産が期待できます。
また、保肥力の向上や、堆肥から供給される養分の化学肥料代替により、環境に配慮し、安全・安心で高品質な農産物を求める消費者ニーズに対応した農産物を生産できます。
堆肥を利用する際の注意点
堆肥施用は、土づくりの中心的な技術ですが、多量施用や未熟堆肥の施用は生育障害等の原因になります。特に、土壌改良の進んだほ場では、堆肥からの養分供給により、養分の過剰蓄積を引き起こす可能性があります。
目的とする効果、作物や栽培条件に適した種類を選び、適正量を施用しましょう。
また、ほ場の養分蓄積に合わせて堆肥を利用できるよう、土壌診断も併せて実施しましょう。
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このページに関するお問い合わせ
農林水産部 農業普及技術課 技術環境担当
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