知事からのメッセージ 平成30年3月

ページ番号1069840  更新日 令和5年12月5日

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平成30年3月3日

3月3日、県民の皆さんが気軽にデジタル工作を体験できるスペースとして、いわて県民情報交流センター(アイーナ)に整備した「ファブテラスいわて」のオープニングセレモニーに出席しました。

近年、情報通信技術の発達が、ようやく生活や生産の現場にもつながるようになってきました。そのような背景のもと、IoT、AI、ビックデータ、ロボット、ドローン等を活用した第四次産業革命やソサエティ5.0が提唱されています。

このような第四次産業革命やソサエティ5.0を、個人の主体性から実現していこうという動きとして「メイカームーブメント」があります。岩手県としても、このメイカームーブメントに着目し、平成28年度から、デジタル工作の知識を学ぶ「メイカー塾」を開催するとともに、本年度は、メイカームーブメントのお祭りである「メイカーフェア2017」に「チームいわて」として出展しました。

今回オープンした「ファブテラスいわて」は、メイカームーブメントの考え方や実践を生かしながら、第四次産業革命やソサエティ5.0の道を切りひらき、岩手県民の生活や生産をより良いものにするために整備したものです。

「ファブテラスいわて」において、レーザー加工機や3Dプリンタ等の最新のデジタル工作機器を利活用することで、技術に親しみ、技能を高め、先端的なものづくりになじんでいただき、さらには、多くの皆さんが交流し、自由な発想による自由なものづくりが活発に行われることを期待しています。

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平成30年3月11日

3月11日、宮古市で開催した東日本大震災津波岩手県・宮古市合同追悼式に出席しました。

東日本大震災津波から7年が経過しました。7年前の3月11日、史上最大規模の巨大地震が生み出した凄まじい津波により、多くの方々の尊い命が奪われ、また、今もなお、多くの方々が行方不明のままとなっています。

県民をあげて犠牲者を慰霊・追悼し、復興に向けた決意を新たにする機会として、宮古市で追悼式を開催しました。私たち、岩手県民は、犠牲になられた方々のふるさとへの思いを受け継いで、東日本大震災津波の惨状やその経験の中で得られた教訓を改めて心に刻み、後世に伝えながら、復興を進めていかなければなりません。

今、岩手の被災地では、平成28年台風第10号による災害も乗り越えながら、復旧・復興の歩みが進んでいます。県では、多様な主体の参画や交流、連携を力とし、復興事業の総仕上げを視野に復興の先も見据えた地域振興にも取り組みながら、復興を更に進めて参ります。

すべての岩手県民が力を合わせ、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」を目指して復興を進めていきましょう。

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