知事からのメッセージ 平成29年7月

ページ番号1069880  更新日 令和5年12月5日

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平成29年7月21日

7月21日、東北観光推進機構の主催により香港市内で開催された、「香港・日本東北交流懇談会2017」に出席しました。

当日は、東北各県の知事や副知事、関係機関のトップとともに、香港政府機関や香港の大手旅行会社、航空会社の幹部の皆様に対して、東北広域の観光のPRや、香港から東北への国際航空路線の誘致を行うなど、トップセールスを行いました。

香港から岩手県への宿泊者数は、東日本大震災津波の発災により大きく落ち込みましたが、平成28年は対前年比で約7割増となり、着実に回復してきており、東北6県の中では岩手県が最多となっています。香港は、非常に有望な市場と考えています。

私は、先月2日にも香港を訪問し、旅行会社や航空会社等へのセールスを行ったところですが、相手方からは、より一層訴求力のある東北広域の観光ルートを構築して、誘客を強化してほしいとの意見もありました。

今回の訪問では、東北各県や関係機関のトップが一堂に会し、香港の方々に東北全体をPRしたことに大きな意義があり、東北各地の観光資源を組み合わせてストーリー性のある東北観光の魅力を伝えることができ、香港関係者の高い関心を得られました。

今後も、東北各県や関係機関と連携しながら、東北広域での観光PRや、交流拡大の働きかけを行い、香港から東北そして岩手への一層の誘客拡大につながるよう取り組んで参ります。

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平成29年7月28日

7月27日と28日に、岩手県で初めてとなる全国知事会議が開催されました。

会議においては、「国民みんなで力を合わせ必ずや復興(復幸)を成し遂げ、災害の教訓を次世代に継承していく。そして、あらゆる災害に負けない「千年国家」を創り上げる」ことを目指す「岩手宣言~「千年国家の創造」~」が採択されました。復興に取り組む本県にとって大きな励みになるとともに、岩手から復興と防災に関する力強いメッセージを全国に発信することができました。

そのほかにも、地方創生や経済財政政策など日本の地方自治の最前線、地方から日本を変える最前線の議論が岩手の地で行われました。

知事会議前日のプレイベントや意見交換会においては、岩手が誇る文化や食などの魅力を存分にアピールしたほか、知事会議終了後に沿岸部を視察する政策勉強会には、知事や職員など多くの皆様の参加をいただき、被災地の現状と課題について、理解を深めていただきました。

さらには、岩手の復興の中核を担っている全国からの応援職員の皆様と、派遣元の知事との懇談・激励の場についても、多くの都道府県に活用していただきました。

これらの取組により、これまでの復興支援への感謝と復興の現状を十分に発信できたと考えています。 

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