「いわて働き方改革AWARD2022」授賞式を開催しました
岩手県では、県内企業等における働き方改革の優れた取組事例を広く県民・企業等に発信するため、令和5年1月19日に「いわて働き方改革AWARD2022」の授賞式を開催し、達増知事から受賞企業に対し表彰盾を授与しました。
また、最優秀賞の副賞として、日本空糸(にっぽんそらいと)株式会社の企業PR動画を制作し、今後県のホームページ等で広く情報発信されます。
注)動画制作後、本ページにも企業PR動画を掲載します。
左から:岩手道路開発株式会社、達増知事、日本空糸株式会社、テクノス株式会社
「いわて働き方改革AWARD2022」授賞企業
「いわて働き方改革推進運動」への参加事業者のうち、「いわて働き方改革AWARD2022」へのエントリーがあった68社の中から、以下の企業が最優秀賞及び優秀賞に選ばれました。
最優秀賞
取組内容
【労働生産性向上と処遇改善】
- 各人が場所に影響されずに連携出来るよう、情報のクラウド集約を設立当初から推進。クラウドサーバ、一人一台のノートパソコン、ピュアクラウドビジネスフォン、クラウド会計ソフトなどの導入や、個人のスキルアップ支援により、労働生産性を向上させつつ、労働時間の削減を図っている。2019年度は、労働時間が変わらないまま売り上げ1.5倍を達成。また、従業員の負担を軽減するため、受注調整を行い、2020年度は、会社全体で年間総労働時間1,200時間(年間一人当たり約300時間)を削減している。
- 現場への移動時間が長いため、全員で話し合い、移動時間を労働時間に含め賃金を支払うようにした。
【従業員一人ひとりが活躍できる職場づくり】
- 月に一度開催の未来戦略ミーティングで参画経営を進めている。社内ルールや売上目標についての意見を求め、決定している。売上目標の策定には、社員一人ひとりの希望年収を基に決めるなど、経営と個人の事情が地続きになるようユニークな取り組みを試し続けている。
- 本業に差し支えない範囲でのダブルワークを可能としており、社員が副業で別会社を設立した。全員が希望するポジションに挑戦する事で、モチベーション向上・仕事の効率化を図っている。
【両立支援】
- 突発的な家族の看病や自身の体調に合わせて働けるよう、出社時間をずらしたり在宅ワークに切り替えて勤務することを可能としている。
- 各家庭の事情を加味した工程管理ができるようにと従業員の意見を募っている。代表自らの18日間の育児休業取得経験がある。
優秀賞
取組内容
【職場環境整備と社員満足度の向上】
アシストスーツの導入をはじめ、従業員の負担軽減を図る環境整備を進め、労働生産性向上に取り組んでいる。職場環境改善にあたっては、従業員の意見を取り入れ、シャワー室、女子更衣室、休憩室の設置等を行った。
【健康経営と女性活躍推進】
ストレスチェックやスポーツイベントの実施などの従業員の健康に配慮した取り組みや、男女とも現場の安全パトロールに積極的に参画するなど、従業員視点での取り組みを推進している。
取組内容
【社員のモチベーションや能力向上 】
自社独自のマイスター制度を導入し、マイスター認定者への一時金や手当支給を行うことで、従業員のモチベーションや能力向上を図るとともに、人材確保にも繋がっている。
【社員のエンゲージメントの向上】
家族サービス手当や家族写真入り手帳の配付など、家族を大切にしながら会社に貢献する意識を醸成することで、従業員のエンゲージメントを高め、人材の定着に繋がっている。
授賞式
日時、会場
令和5年1月19日(木曜日)13時30分~15時00分、いわて県民情報交流センター(アイーナ) 小田島組ほ~る
開催内容
受賞企業への表彰盾の授与、知事からのお祝いの言葉
受賞企業による事例発表
注)授賞式当日の様子(受賞企業による事例発表含む)は、いわての働き方改革ポータルサイトに掲載される予定です。
関連サイト
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