知事からのメッセージ 令和3年8月

ページ番号1045428  更新日 令和6年3月13日

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令和3年8月3日

8月3日、岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部第36回本部員会議を開催しました。

全国の新規患者数は、 一日1万人を超え、過去最大値を連日更新するなど、これまでに経験したことのない感染拡大が続いています。
県内でも、デルタ株による感染も増加しており、2桁の新規患者数が確認される日が増えています。デルタ株の感染例では、少ない接触でも感染するなど、これまでにない強い感染力となっています。また、重症ではないものの高熱や倦怠感などの症状により、入院治療が必要な方が多くなっています。
県民の皆様には、現在、「岩手警戒宣言」 に基づき、県民一丸となって感染対策に取り組んで頂いておりますが、新規患者数を増やさないため、お盆休みや夏季休暇の期間を含む8月末まで、 都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行等は原則中止・延期をお願いします。
やむを得ない事情等により、他の都道府県から来県された方には、来県後2週間は、それまでいた都道府県が要請している自粛等の継続をお願いします。
飲食店の皆様には、感染対策を進めて頂いており、「いわて飲食店安心認証」店も 1,262 店となりました。現在も訪問確認を進めており、今後も認証店は増えていきます。
8月2日から、「いわての食応援プロジェクト」をスタートしました。県民の皆様には、会食時でも会話の時はマスクを着用して頂くなど、飲食店の感染対策への協力をお願いします。
なお、県全体の感染状況が、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が15人を超える場合や、医療がひっ迫する恐れがある場合には、「いわての食応援プロジェクト」 の一時停止のほか、県独自の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置により、県民の皆様に対する行動抑制を含む強い感染対策を実施します。
そのような状況にならないよう、県民一丸となって感染対策を行い、県内における「いわての食応援プロジェクト」や様々な行事など、社会経済活動を維持しながら、この夏を乗り切りましょう 。

写真:本部員会議(8月3日)
新型コロナウイルス感染症対策本部第 36 回本部員会議

令和3年8月12日

8月12日、岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部第37回本部員会議及び臨時記者会見を行いました。

本日、県全体の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が16.5人となり、15人を超えました。

7月上旬のデルタ株確認以降、2桁の新規患者数が確認される日が増え、また特定の地域に限らず、全県的に感染が確認されています。

デルタ株は、少ない接触でも感染するなど、これまでにない強い感染力となっています。また、重症ではないものの高熱や倦怠感などの症状により、入院治療が必要な方が多くなっています。

今、思い切った感染対策を実施し、患者数を抑制しないと、病床のひっ迫、医療のひっ迫から、救える命が救えないということが起こりかねません。このことは絶対に避けなければなりません。

本日、新たな感染を強力に抑え込むため、県独自の「岩手緊急事態宣言」を発令します。

お盆や夏季休暇の時期ですが、人と人との接触の機会を極力減らすため、次のことをお願いします。

県民の皆様には、不要不急の外出の自粛をお願いします。

これまで同様、都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行などは、原則中止・延期をお願いします。

お盆期間中に、親戚で集まっての法事やお墓参り、バーベキューなどの予定を立てている方も多いかと思いますが、岩手緊急事態宣言中の期間は、中止や延期をお願いします。やむを得ず、集まる場合であっても会食等を厳に控えて頂くようお願いします。

他の都道府県から帰省された方の感染が確認される例が増えています。久しぶりに友人等と再会する場合でも、会食等は厳に控えて頂くようお願いします。

ワクチンを2回接種した方の感染も確認されています。無症状や軽症なことから、本人自身が感染していることに気づかず、他の方に感染させる可能性がありますので、多くの方がワクチンを接種するまで、当分の間、マスクの着用等基本的な感染対策の継続をお願いします。

事業所においては、テレワークやローテーション勤務の実施、オンライン会議等の活用により、人との接触の機会を低減するようお願いします。

出張先での会食により感染する例も発生していますので、出張先でも慎重に行動するなど感染対策を徹底するようお願いします。

休憩室、更衣室、喫煙室、食堂など、職場内の感染対策の徹底をお願いします。

飲食店等の店舗には、業種別ガイドラインの遵守徹底のほか、「いわて飲食店安心認証」の取得に協力をお願いします。

県民の皆様に外出の自粛をお願いすることにより、飲食店を始め事業者の方々には売上減少等の影響もあろうかと思います。県は必要な支援を行っていきます。

学校には、校外で行う活動については、外部との接触がある活動内容を見直し、部活動については、夏季休業中は、原則休止するようお願いします。

医療機関には、発熱等の症状のある方への積極的な検査の実施をお願いします。

全国での感染拡大の勢いが止まっていません。県内でも、かつてないほど感染リスクが高まっています。自分を守るため、そして、家族や親戚、友人など大切な人を守るため、県民の皆さま、来県された皆様のご協力をお願いします。

県全体の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が10人未満となれば、県独自の緊急事態宣言は終了しますので、できるだけ早く達成できるよう、ご協力よろしくお願いします。

写真:臨時記者会見(8月12日)
臨時記者会見

令和3年8月19日

8月19日、岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部第38回本部員会議を開催しました。

岩手県独自の緊急事態宣言を発してから1週間が経過しました。

盛岡市大通周辺の人流が令和2年より減少するなど、県民の皆様には行動自粛に努めて頂いており、感謝申し上げます。

県全体の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、岩手緊急事態宣言を発した8月12日時点の16.5人から、本日(8月19日)現在は、25.2人となり、感染が急速に拡大しています。

県内の感染例は、ほぼデルタ株に置き換わっています。デルタ株は少ない接触で感染します。「家庭にウイルスを持ち込まない・持ち出さない」ことが重要です。

今一度、県民の皆様には、出来る限り、人と人との接触を避けて頂きますようお願いします。

本日(8月19日)現在、確保病床の使用率が72%となっています。

県では、感染が確認された方には、CT撮影や血液検査を実施し、医師の診察の上、一人ひとりの症状や重症化リスクに応じて対応しています。原則、自宅療養はさせない方針を継続することとし、宿泊療養施設を追加稼働させるなど、県民の命と健康を守るよう取り組んでいます。

本日以降も感染拡大が継続し、医療提供体制の更なるひっ迫も見込まれますので、国にまん延防止等重点措置を要請し更に強い行動制限を含む感染対策を実施する準備に着手します。

新規患者数を増加から減少に転換するために、県民一人ひとりの協力が必要です。新規感染をこれ以上増やさないよう、人と人との接触を避けるため、不要不急の外出は自粛すること、基本的な感染対策を徹底することをお願いします。

今週から来週にかけて、学校の新学期がスタートします。久しぶりの学校生活が再開されますので、学校における感染対策を改めて確認し、部活動も含めて十分に気をつけていきましょう。

写真:本部員会議(8月19日)
新型コロナウイルス感染症対策本部第 38 回本部員会議

令和3年8月26日

令和3年8月26日、岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部第39回本部員会議を開催しました。

全国各地でデルタ株による「爆発的感染拡大」が生じ、非常に危機的な状況となっています。

こうした中、岩手県においても、更なる強い感染対策を実施できるよう、8月23日に国に対して「まん延防止等重点措置」の適用について要請しましたが、「人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数はステージ3相当であるが、増加傾向となっていないこと」、「病床使用率はステージ4相当であるが、感染者の多くが入院できていること」などから見送られたところです。

県民の皆様に感染防止対策に御協力いただいている効果もあり、まん延防止等重点措置は適用されませんでしたが、引き続き、岩手緊急事態宣言のもと、新規感染者数を徹底的に抑え込むため、県内の新規感染者数の5割が盛岡医療圏で確認され、その内の7割が盛岡市で確認されていることから、盛岡市全域を対象に8月30日から9月12日まで、県独自に飲食店に対する営業時間短縮を要請します。

県民一人ひとりの協力があれば、県全体の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数を10人未満とすることは可能です。

人と人との接触を避けるため、あらためて、不要不急の外出や都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行などは自粛すること、基本的な感染対策を徹底することをお願いします。

写真:本部員会議(8月26日)
新型コロナウイルス感染症対策本部第39回本部員会議

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