知事からのメッセージ 令和4年1月

ページ番号1049366  更新日 令和6年3月13日

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令和4年1月8日

1月8日、新型コロナウイルス感染症対策本部第46回本部員会議を開催しました。

本日、県内においてオミクロン株による市中感染が初めて確認されました。

現在、まん延防止等重点措置を発令した広島県、山口県、沖縄県のほか、東京都、大阪府などの大都市圏で、オミクロン株によって連日、新規感染者数が倍々となるような感染拡大が確認されております。

県内においては、県全体の10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は2.7人(1月8日現在)とレベル1の状況ではありますが、オミクロン株による市中感染が複数確認されたことから、感染急拡大地域と同様、急速な感染拡大が懸念されます。

このように感染のリスクが高まっていることから、本日、「岩手警戒宣言」を行い、県民一丸となって感染対策の一層の徹底に取り組みたいと思います。

県民の皆様には、移動や外出について制限をお願いするものではありませんが、更なる感染拡大を防ぐために、危機感を持って基本的な感染対策の再徹底をお願いします。

飛沫防止効果の高い不織布マスク等を正しく着用すること、こまめな手洗い、手指消毒、三密回避など、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

移動する場合には、移動先の感染状況や、都道府県の要請内容を確認し、慎重に行動するようお願いします。

感染が拡大している地域との往来は慎重に判断するようお願いします。

会食については、感染対策が整っている「いわて飲食店安心認証」店の利用を推奨します。

食事中であっても会話をする際は、マスク着用をお願いします。

職場の同僚や友人など親しい間柄であっても、感染対策の徹底をお願いします。

明日(1月9日)から、ワクチン接種の有無に関わらず、熱や咳などの症状のない方で、例えば、感染拡大地域を往来した方、感染拡大地域の方と接触の機会が多い環境にある方など、感染に不安を感じる方に、無料でPCR検査や抗原検査を実施します。

症状のある方は、外出や移動を控え、医療機関に電話した上で、受診するようお願いします。

感染拡大を抑止するためには、感染を早期に探知することが重要ですので、よろしくお願いします。

県民の皆様には、感染された方やその家族に対する誹謗中傷や差別的な行為を決して行わず、優しく接して頂くよう改めてお願いします。

コロナの感染拡大を防ぎ、感染リスクを低く抑えていくことで、社会活動、経済活動を行うことができます。県民一丸となって感染拡大防止を徹底して参りましょう。

なお、更なる感染拡大や、医療がひっ迫する恐れがある場合には、県独自の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置により、県民の皆様に対する行動抑制を含む強い感染対策の実施も検討しなければなりません。そのような状況にならないよう県民の皆様にも感染対策の協力をよろしくお願いします。

写真:本部員会議(1月8日)
新型コロナウイルス感染症対策本部第46回本部員会議

令和4年1月23日

1月23日、新型コロナウイルス感染症対策本部第47回本部員会議を開催しました。

全国の感染状況は、オミクロン株が猛威を振るい、一日の感染者数が5万人を超え第5波ピーク時の倍以上となりました。

現在、16都県にまん延防止等重点措置が適用され、追加のまん延防止等重点措置の要請の動きもあるなど、全国で強い感染対策が講じられています。

県内においては、1月8日の岩手警戒宣言により、感染対策の再徹底などに取り組んできた結果、全国で感染が急拡大するなか、全国で一番新規感染者数が少ない状況となっているところです。県民の皆様に感謝申し上げます。

しかし、本日、県全体の10万人当たりの直近1週間の新規感染者数が15.2人となり、15人を超えました。

現在、新型コロナに対応する医療体制は、病床や宿泊療養施設室数を追加するなどし、感染された方に対応できる体制となっていますが、今後更に感染が拡大した場合には、一般医療に制限が出るなどの影響も懸念されます。

特に冬の間は、心疾患や脳疾患による救急患者が増加する時期でもあります。

コロナ感染拡大による医療のひっ迫は避けなければなりません。

また、爆発的に感染者が急増した場合には、医療提供体制のみならず、福祉施設、学校、企業などの社会・経済の基盤となる様々な領域で、人員の不足により機能停止に至りかねません。

本日、感染拡大を抑え込むため、県独自の岩手緊急事態宣言を行い、感染対策を更に強化していきたいと思います。

県民の皆様には、次のことをお願いします。

令和3年8月に実施した岩手緊急事態宣言と異なる部分がありますので、ご留意ください。

○混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出は自粛してください。

○県外の往来に当たっては、緊急事態措置区域及びまん延防止等重点措置区域への不要不急の移動は、極力控えてください。その他の地域であっても、改めてその必要性を十分に検討し、慎重に判断してください。移動先の感染状況や、都道府県の要請内容を確認し、慎重に行動してください。

○飛沫防止効果の高い不織布マスク等を正しく着用し、こまめな手洗い、手指消毒、三密回避など、基本的な感染対策を徹底してください。

○会食については、感染対策が整っている「いわて飲食店安心認証」店の利用を推奨します。食事中であっても会話をする際は、マスクを着用してください。

○感染拡大地域を往来した方など、感染不安を感じる方は、無料のPCR検査や抗原検査を活用してください。

○症状のある方は、外出や移動を控え、医療機関に電話した上で、受診してください。

オミクロン株の強い感染力により、同居する家族全員が感染する事例が多数発生しています。本県の最近の例では、半分以上が家庭内感染です。

基礎疾患を有する高齢者や小児の感染を減らすためにも、岩手緊急事態宣言のお願い事項を徹底し、家庭内に感染を持ち込まないことが重要です。

これまで以上に基本的な感染対策を徹底されるよう県民の皆様にお願いします。

写真:本部員会議(1月23日)
新型コロナウイルス感染症対策本部第47回本部員会議

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