令和8年6月 警察学校のトピックス
岩手県警察逮捕術大会出場(初任補修科生)、前期試験(初任科生)、職務質問教養(初任科短期課程)、制服実務研修(初任科短期課程)
岩手県警察逮捕術大会出場(初任補修科生)
6月11日、岩手県営武道館で開催された岩手県警察逮捕術大会に、初任補修科生及び教官が学校代表選手として出場し、各部・各警察署の選手と対戦しました。
逮捕術は、犯人等から攻撃や抵抗を受けた場合、相手に与える打撃を最小限度にとどめながら、安全かつ効果的に制圧することを目的とし、犯人等や警察官自身も怪我をしないために必要な術技です。大会は、道具を持たずに実施する「徒手対徒手」や警棒などの道具を使った種目に分かれ、団体戦及び個人戦が実施されました。
大会結果は、個人の部に出場した初任補修科男性警察官と女性警察官が共に徒手対徒手で優勝、女性警察官の警棒対警棒で準優勝し、練習の成果を発揮しました。
逮捕術は、大会に出場するために鍛錬するものではありません。勤務中、制圧に必要な技をとっさの場面でも使えるよう、今後も日々訓練を重ねていきます。
前期試験(初任科生)
6月12日及び6月15日の2日間、初任科学生が前期試験を受験しました。初任科学生にとって初めての定期試験は短期課程12科目、長期課程11科目で、全て記述式で解答する試験です。入校してからこれまでの授業内容が定着しているかを確認するための試験です。
試験のための学習ではなく、現場執行力の基礎となる法律や実務で必要な知識を身につけるために、今後の現場活動を見据えた学習をするよう教官から指導を受け、一人一人が真摯に学習及び試験に取り組みました。
職務質問教養(初任科短期課程)
6月22日、警察学校において、自動車警ら隊職務質問技能指導官による短期課程学生に対する職務質問教養が実施されました。
車両や自転車に乗車中の対象者の動静を見逃さず、不審点を追及していくという訓練に、これまで経験したことのない学生たちは、対象者への最初の第一声に戸惑いながらも、連携して禁制品などを発見していました。
訓練後、不審点の発見、対象者に対する協力依頼、動静監視、車内検索など、息の合った自動車警ら隊のデモンストレーションを見て、学生たちからは、「観察力や判断力、スピード感が圧巻だった。」「自分も厳しさと柔軟さを持った警察官になりたい。」という感想がありました。
今回の訓練のポイントをおさえ、学生たちは制服実務研修や卒業後の配属先で実践していくことになります。
制服実務研修(初任科短期課程)
6月24日から一週間、短期課程学生の制服実務研修が行われました。
学生は、各警察署の交番勤務を経験し、先輩の警察官から指導を受けました。学生にとって初めての交番勤務は、地域住民の方と初めてふれあう機会であり、改めて職責を自覚し、緊張と不安を抱えながらの勤務だったと思いますが、指導に当たった先輩警察官の姿を見て、現場への意欲がさらに強まりました。今回の研修の反省点や学んだ点を生かし、今後の学校生活では、現場を意識した知識と技能の習得に励んでいきます。
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