令和6年2月　警察学校のトピックス

佐々木助教、全国大会優勝　鑑識講習　卒業試験　基礎的捜査書類作成能力検定

佐々木助教、全国大会優勝！

2月2日、警視庁術科センターにおいて行われた令和5年度全国警察拳銃射撃競技大会に、岩手県警察拳銃部として当校の佐々木千鶴助教が出場しました。
同大会は、全国都道府県警察の拳銃部が出場する大会です。
大会出発前の壮行会で、学生からエールを受けた佐々木助教。「お任せください」との頼もしい言葉のとおり、出場した女子エア・ピストルの部で見事優勝しました。優勝は佐々木助教の実力からは当然の結果なのかもしれませんが、その実力を大会で発揮するというのはとても難しく、日々の努力のたまものにほかなりません。拳銃部コーチにも、「すごい娘っ子だな」と言わしめた佐々木助教。
令和6年も日本国内にとどまらず、世界各地で開催される大会に出場予定です。
当校では引き続き、佐々木助教を応援しています。

鑑識講習

2月5日から9日までの5日間、初任補修科生が鑑識講習を受講しました 。
講習では、実際に犯罪現場で行う鑑識活動や各種鑑定に関する知識を学び、受講後は、知識・技術の定着を図るため、筆記・実技検定を受検しました。受検者は全員合格し、鑑識検定初級を取得しました。
学生には、講習により得た知識と技術を生かし、現場での積極的な鑑識活動を期待します。

卒業試験

2月26日、初任補修科生が卒業試験を受験しました。　
試験中の学生は、頭を抱えたり、天を見上げたり、眉間を指で押さえるなど、様々な考える姿が見られ、皆必死で記憶を呼び起こしながら答案を作成していました。
自分たちを快く学校へと送り出してくれた各所属の期待に応えるべく、それぞれ真剣に取り組みました。
試験終了後にも一息つく暇もなく、検定や術科昇段審査は続きます。

基礎的捜査書類作成能力検定

2月29日、初任補修科生が、基礎的捜査書類作成能力検定を受検しました。
受検前には、捜査書類作成要領についての指導を受け、模擬検定等で何度も書類を作成し、その作成方法について習得を図りました。
受検日当日は、学校敷地内にある犯罪模擬家屋を被害現場と想定し、被害者役の警察職員から事情聴取をしたり、被害現場の観察や計測を実施。聴取内容や計測結果を基に、地域警察官が作成する基礎的な捜査書類を作成しました。
卒業後、学生には、各所属において捜査書類をどんどん担当をしてほしいと思います。