新型コロナウィルス感染症の罹患後症状(いわゆる「後遺症」)について

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ページ番号1050294  更新日 令和6年3月19日

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1 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状とは

厚生労働省リーフレット(後遺症)

新型コロナウイルス感染症にかかった後、ほとんどの方は時間経過とともに症状が改善しますが、一部の方で長引く症状(罹患後症状、いわゆる後遺症)がある場合があります。

症状としては、倦怠感、せき・たんのほか、気分の落ち込みなどがあります。また、同時に複数の症状がみられる場合もあります。

 

2 コロナ後遺症の診療を行う医療機関

後遺症については、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診される場合は、症状に応じた対症療法が中心となります。

また、その症状は大半は時間の経過とともに改善しますが、後遺症に悩む方は先行きが見えないことによる不安を抱えていることも多く、精神的なサポートを要するものまで様々であることから、まずはかかりつけ医にご相談ください。

かかりつけ医がない場合は、以下の相談窓口に相談するか、後遺症の初期診療可能な医療機関の一覧を参考にご検討ください。

【かかりつけ医がない場合等の電話相談窓口】

  いわて健康フォローアップセンター  0570-089-005

 

(1)後遺症の初期診療等に対応している医療機関について(地域別)

各医療圏ごとに掲載しております。お住まいの地域をご確認ください。

(2)対応診療科別の初期診療可能な医療機関一覧

各診療科ごとに掲載しております。症状に合わせてご確認ください。

受診・相談

3 後遺症に悩む方の治療と仕事の両立支援について

岩手産業保健総合支援センターでは、治療と仕事の両立支援についての相談窓口を設けています。

「治療と仕事の両立支援」とは、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある方が、仕事を理由として治療の機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として仕事の継続を断念することなく、適切な治療を受けながら、生き生きと働ける社会を目指す取り組みです。

治療と仕事の両立支援に関する相談窓口

労働者・事業者、いずれの相談にも対応可能です。相談には、事前の予約が必要ですので、リンク先のホームページから、予約方法を確認してください。

4 就学中の方の健康相談

学校等に就学中の方で、後遺症の症状に悩んでいる場合は、就学先の学校等にある健康相談窓口などに相談するか、このページで紹介している初期診療可能な医療機関の一覧を参考に、医療機関に相談してください。

5 新型コロナウイルス感染症に係る健康影響(後遺症)の調査結果(速報版)について(令和5年度実施分)

(1)目的

新型コロナウイルス感染症の罹患後の健康影響や社会的影響について、最新の実態を把握し、今後のアプローチの参考とするため、アンケート調査を実施しました。

(2)調査方法等

ア 調査期間

令和5年12月11日~12月17日

イ 調査対象者・有効回答数

LINEの県公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート」の友だち登録者 約16万人を対象に実施し、有効回答数8,960人(回答率 約5.6%)

ウ 調査方法    

LINEのアンケート機能の活用により実施

(3)結果概要

ア 健康影響(症状)

 コロナ罹患後、他の疾患と説明がつかず、コロナ感染から3ヶ月たったあとにも、少なくとも2ヵ月以上の持続の経験(発症率)のうち、症状として「倦怠感(35%)」、「咳嗽(34%)」、「咽頭痛(31%)」が多かった。症状は、時間の経過とともに減少する傾向だった。

健康影響(症状)

イ 医療機関の受診

 後遺症の症状が継続している人のうち、半数以上の人が医療機関を受診していなく、その主な理由としては「困っていないから(48%)」、「どこに行けばいいか分からないから(37%)」だった。

ウ 社会的影響

新型コロナ感染後に、就労や就学への何らかの影響(休職や休学など)があったと回答した人の割合は19%だった。

6 新型コロナウイルス感染症に係る健康影響(後遺症)の調査結果について(令和3年度実施分)

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 医療政策室 地域医療推進担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5415 ファクス番号:019-626-0837
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。