毒キノコによる食中毒にご注意下さい

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004499  更新日 令和3年9月15日

印刷大きな文字で印刷

概要

例年、夏の終わりから秋にかけて、有毒な野生キノコを食用キノコと誤認して採取、喫食したことによる食中毒が多く発生しています。

令和2年はきのこによる食中毒が国内で27件発生し、71名が食中毒にかかり、死亡事例も報告されています。

本県でも、昭和31年以降の統計では、併せて1,000名以上の人がツキヨタケ、イッポンシメジ、クサウラベニタケ、マツシメジ等による食中毒にかかり、そのうち9名が亡くなっています。

また、そのほとんどが、家庭で発生しています。
食用きのこと確実に判断できないきのこ類の採取、譲渡、販売、喫食は絶対に行わないようにしましょう。

kinoko-1

kinoko-2

予防

毒キノコによる食中毒を予防するため、次のポイントに気をつけましょう!!

  • 食べられるキノコとはっきりわかっているもの以外、採らない・食べない・人にあげない
  • 食べられるキノコの特徴をよく覚えよう
  • キノコにまつわる迷信や言い伝えは事故のもと
    • 塩漬けにすると毒が消える?
    • 虫に食われた跡があるキノコは食べられる?
    • 縦に裂ければ食べられる? 等々

カエンタケの目撃情報が寄せられています

県内でカエンタケの目撃情報が寄せられています。
カエンタケは、毒性が強く、食べても、触っても毒があります。
見かけても絶対に触らず、また食べないようにしてください。

特徴

  • 表面はオレンジ色から赤色(中は白く、硬い)
  • 細長い円柱状または棒状で、人の指が出ているように生える。

(注) 写真は以下の厚生労働省リンク「カエンタケ」に掲載されています。

発生場所

ブナやナラなどの広葉樹林の地上に群生して発生する。

症状

  • 食べると、短時間で症状が現れ、下痢、嘔吐などに始まり、消化器不全、運動障害、脳神経障害などの症状を引き起こし、死に至ることもある。
  • 皮膚刺激性があるため、触るだけでも皮膚炎を起こすことがある。

厚生労働省リンク

発生状況

キノコ類食中毒発生状況(全国)

 

令和2年

令和元年

平成30年

平成29年

平成28年

平成27年

平成26年

事件数

27件

26件

21件

16件

42件

38件

24件

患者数

71人

52人

43人

44人

110人

95人

85人

死者数

1名

なし

1名

なし

なし

なし

なし

キノコ類食中毒発生状況(岩手県)

  令和2年

令和元年

平成30年

平成29年

平成28年

平成27年

平成24~26年

平成23年

事件数

3件

なし

1件

なし

2件

1件

なし

2件

患者数

9人

なし

3人

なし

2人

4人

なし

6人

死者数

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

なし

厚生労働省通知

令和3年度

令和2年度

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

環境生活部 県民くらしの安全課 食の安全安心担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5385 ファクス番号:019-629-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。