光回線サービス「乗り換え」の電話勧誘に注意!!

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ページ番号1005043  更新日 平成27年11月11日

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質問

電話で、現在利用している光回線を乗り換えると料金が安くなる、特別な工事の必要もないと勧められ、安くなるならよいかなと思って、契約者名と住所、生年月日、現時点での支払い方法を教えた。後日、現在利用している大手通信会社とは違っていたことに気がついた。契約解除料は2万円と聞いている。止められるか。

回答

NTT東日本が平成27年2月から光回線サービスの「卸売」を開始しました。これにより、自社で光回線を持たない電気通信事業者(光卸提供事業者)が、光回線や光電話などのサービスを提供すること(光卸サービス)が可能となりました。 このサービスは、利用者がNTTから「転用承諾番号」を取得し、番号を光卸提供事業者に伝えることで簡単に転用手続きが完了します。相談者は、このことについて、全く理解していませんでした。

現在、電気通信サービスにクーリングオフは適用されませんが、業界団体の自主基準によると光卸サービスの転用前であれば無償契約解除に応じることとされています。自分で解約を申し出るように助言したところ、転用承諾番号は取得したものの光卸サービス転用前であったため無償契約解除に応じてもらえました。

トラブルに遭わないためのアドバイス

  • サービス提供者がNTT東西から変更になります。オプションサービスの扱いは乗り換え先の電気通信事業者により異なりますので、十分に注意してください。
  • 現在契約しているプロバイダに対し、解約手続きが必要となる場合があります。その場合、通常は解約料が発生します。
  • サービスの乗り換えにより、メールアドレスが変更になる場合があります。
  • 一度サービスの乗り換えが完了すると、元のサービスに戻すときや、別の電気通信事業者のサービスに乗り換えるときには、契約解除料が発生したり、電話番号が変わったり、工事が発生することがあります。

不安に思ったら1人で悩まず、県民生活センターや市町村の消費生活相談窓口にご相談ください!

このページに関するお問い合わせ

岩手県立県民生活センター
〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3-10-2
事務室電話番号:019-624-2586
消費生活相談専用電話番号:019-624-2209
交通事故相談専用電話番号:019-624-2244