部活動、クラブ活動のこと

ページ番号1070401  更新日 令和6年3月29日

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部活動、クラブ活動のこと

部活動、クラブ活動のこと(スポーツ活動)

いただいたご意見

【小学校】

  • サッカーを学びたいです / バスケで勝てるようになりたい
  • 色々なスポーツを経験して自分が好きだと思ったりやってみたいと思ったことに挑戦したいから

【中学校】

  • テニスをやる人が増えればいいと思う。 / バレー部で中総体に出てみたい。 
  • どうしたら上手くできるようになるか。

【高等学校】

  • 甲子園に行きたい / インターハイに行きたい
県(教委)からのコメント

【教育委員会】

○岩手県では、中学校の顧問の先生に代わり、専門的な知識や技能を持っている方が部活動を指導する部活動指導員を配置する事業を行っています。

○また、令和6年1月に、少子化の中でも、将来にわたり、みなさんがスポーツ・芸術活動に親しむことができるよう、学校、保護者、地域や関係団体の皆さんが目指す目標となる「岩手県における学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方に関する方針」を策定しました。

○自分の打ち込む運動やスポーツに取り組む人たちを増やしたいと願う気持ちは大変すばらしいことです。その思いを伝えるために、「何を」「どんなふうに」発信するか考えてみるのも、自分自身の表現力や発信力に磨きをかけることにつながります。みんなが喜ぶように、運動やスポーツの楽しさや魅力を伝える方法を考えてみてください。

○自分の打ち込む運動やスポーツのレベルを上げたいと思うことは、打ち込めば打ち込むほどに湧き上がってくる意欲だと思います。自分が実現したいプレーや記録をイメージし、どうしたらそのプレーや演技ができるようになるのか、記録を達成できるのか、自分で調べたり、仲間と情報交換したりしながら練習の仕方を工夫してみるのも、一つの方法です。教わるだけでなく、自分で考えて練習に取り組むことで、さらに運動やスポーツの特性や魅力を知るきっかけになります。

 

担当 保健体育課 学校体育担当

部活動、クラブ活動のこと(文化活動)

いただいたご意見

【小学校】

  • 学校のクラブは、調理実習など実技をいっぱいやりたいです。
  • 漫画家に会って、絵のかき方を勉強したいです。

【中学校】

  • 部活動でたくさんきれいな音色を響かせていきたい。
  • 吹奏楽部全員の自分が持っている技術を更に向上させ、完成度、満足度の高いものにする方法をプロの方へ聞くレッスンの機会が欲しい。

【高等学校】

  • もっと部活をしていい成績を収めたい。全国総文にも行けたら行ってみたい
  • 部活動で他のスポーツと同様にeSportsをやってみたい
県(教委)の対応状況

【教育委員会】

○小学校のクラブ活動では、異なる学年の友達と協力して、活動計画を立て、役割を分担し、協力して運営することが大切です。そのために話合いをしてクラブの意見をまとめたり、決めたことに協力して取り組む必要があります。クラブ活動の時間の中で、創意工夫を生かしながら、やってみたいことの実現に向けて取り組んでみてください。

○部活動で「音色を響かせたい」「上手になりたい」という思いをもつことは、声や楽器の特徴を生かしながら、皆で心を一つにして演奏することの楽しさやハーモニーの美しさを味わうことにつながります。ぜひ、音楽表現をする時は、音楽の授業の学びを生かして、音楽を形づくっている要素(音色、リズム、強弱、旋律など)を手がかりに、曲にふさわしい表現を創意工夫してみてください。その際、「こんな○○にしたい」という思いや意図を表現するために必要な技能を身に付けられるよう取り組んでみてください。

○「岩手県教育振興計画(2024~2028)」においても、「文化部の生徒を対象とした技能講習会、文化芸術活動に関する講習会や発表の機会を支援すること」を盛り込んでいます。

 具体的には県内の高校の同じ部活動の生徒が集まる技術講習会が実施され、活動の成果を発表する場として、県高等学校総合文化祭が開催されています。

 また、高等学校の文化部では、セミナーサポート事業というものがあります。例えば吹奏楽部では、セミナーサポート事業として、専門家の方から曲の分析・解説、演奏の指導を受ける等の機会を設定しています。そうした機会を生かしながら、表現力の向上につなげてみてください。

 

担当 学校教育室 義務教育担当、高校教育担当

部活動、クラブ活動のこと(活動時間)

いただいたご意見

【小学校】

  • クラブの時間をふやしてほしい
  • 習い事などもあるのでクラブの参加を自由にして欲しい

【中学校】

  • もう少し部活動時間が増えたらいいと思いました
  • ほぼ強制なのに、きつい練習をさせたり試合に出したりするのはよくないと思う。強制にするなら、ある程度の自由が認められるべき。

【高等学校】

  • 毎日部活がやりたい
  • 部活動に関して、選択の際に部活動をしないという選択をできるようにして欲しい
県(教委)の対応状況

【教育委員会】

○部活動は、県の方針において「生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、参加を義務付けたり、活動を強制したりしない」としています。全ての学校で共通理解のもと部活動が行われるよう、周知を徹底していきます。

○部活動の休養日や活動時間については、スポーツ医・科学の観点から、心身の疲労回復、ケガや故障の予防などを考慮したことに加え、部活動以外の様々な活動に参加する機会が必要なことから、基準を示しています。

○「岩手県教育振興計画(2024~2028)」においても、「部活動は皆さんの自主的・自発的な参加により行われること」、「適切な部活動の設定や過度の練習を強いることがないようにすること」などを盛り込んでおり、皆さんにとって、有意義なスポーツ・文化活動となるよう取り組みます。

 

〈岩手県の部活動休養日及び活動時間の基準〉

【中学校】

○週当たり2日以上(平日1日以上、週末1日以上)の休養日を設ける。

○1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日は3時間程度とする。

【高等学校】

○週1日以上の休養日を徹底しながら、年間平均で週当たり2日以上の休養日の設定に努める。

○1日の活動時間は、学校の特色及び種目等を考慮し、各学校において適切に設定する。

 

担当 【運動部】 保健体育課 学校体育担当

   【文化部】 学校教育室 義務教育担当、高校教育担当

部活動、クラブ活動のこと(地域クラブ活動への移行など)

いただいたご意見

【小学校】

  • もっと他のチームとの交流の機会が増えたらいいなと思う。
  • 学校で、1つのチームがいいと思う!

【中学校】

  • もっと他校と一緒に練習する機会をつくると、学べたり交流できるからいいと思う。
  • 休日の部活動も、顧問の先生主導で行って欲しい。親が主導になる部活動にこれからなる予定なら、行きたくない。親が怖い。
  • 部活動自体がなくなってしまうかもしれないことが心配しています。出来ればなくさないで欲しいです。

【高等学校】

  • 今は少子高齢化で部活動に所属する子どもたちが減少しています。そのため、部員の募集停止をせざるえない状況になっています。そこで、伝統ある部活の存続や入りたかった部活がなくなって夢を失ってしまう子が出ないような取り組みをすることが必要だと考えます。
  • 人数が少なくなってきて、大会に出るにも人数を集めないといけない状態なので、担い手不足を改善する。
  • 小規模中学校で選択できる部活の種類が少なかったのが残念だったので、選択肢が増えるとよいと思う。
県(教委)の対応状況

【文化スポーツ部・教育委員会】

○地域や学校によっては、生徒数の減少などにより、これまでどおりの体制で学校部活動を続けることが難しい状況にあり、合同部活動や地域クラブチームなどで活動している事例も見られます。

○県中総体ではすでに複数校合同チームでも参加することができます。また、令和5年度からは一定の条件を満たす学校外の地域クラブチーム等の参加が認められています。

 県高校総体でも、一部の種目で複数校合同チームでも参加することができます。

○岩手県では、令和6年1月に、少子化の中でも、将来にわたり、みなさんがスポーツ・芸術活動に親しむことができるよう、学校、地域や関係団体の皆さんが目指す目標となる「岩手県における学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方に関する方針」を策定することにしました。

○これからも、県では、地域の事情やニーズに応じた多様な活動ができるよう、学校部活動の適正な運営や地域クラブ活動への円滑な移行に向けて取り組んでいきます。

 

担当 【スポーツ活動】 スポーツ振興課 生涯スポーツ担当

            保健体育課 学校体育担当

   【文化芸術活動】 文化振興課 文化芸術担当

            学校教育室 義務教育担当、高校教育担当

部活動、クラブ活動のこと(指導のことなど)

いただいたご意見

【中学校】

  • 部活の先生が怖いです
  • 生徒だけの練習ではなくて、もう少し先生からアドバイスをもらえる機会を増やしてほしい。

【高等学校】

  • 安全に部活に取り組みたいので暑い日の部活動の取り組み方を検討していただきたいと思います。
県(教委)の対応状況

【教育委員会】

○学校部活動は、生徒の自主的・自発的な参加により行われ、スポーツや芸術文化等に親しむとともに、学習意欲の向上や責任感、連帯感を育むための活動ですので、生徒の自主性や個性を尊重した指導を行うことが必要であり、体罰・暴言等は決して許されないことです。

 県では、継続して体罰・暴言など根絶するため、指導者の資質や能力向上のための研修に取り組み、対話を重視した指導を広めていきます。

○熱中症防止のために、学校では暑い日は各種活動の中止をすること、こまめに水分補給をさせること、衣類での調整をさせることなどの対応をお願いしています。

○「岩手県教育振興計画(2024~2028)」においても、「部活動指導者による暴力や暴言及びセクシャル・ハラスメント等の根絶」などを盛り込み、皆さんの部活動を指導する顧問や部活動指導員に対して、効果的・実践的な指導者研修を行うこととしています。

 

〈適切な指導の実施〉

○校長及び部顧問は、部活動の実施に当たっては、生徒の心身の健康管理、事故防止及び体罰・ハラスメントの根絶を徹底する。

○県教育委員会及び学校の設置者は、学校におけるこれらの取組が徹底されるよう、学校保健安全法等も踏まえ、適宜、支援及び指導・是正を行う。

〈部活動中の熱中症事故の防止等〉

○校長及び部顧問は、部活動の実施に当たっては、生徒の健康状態の把握に努めるとともに気象情報等に留意し、適切に対応すること。

 

担当 【運動部】 保健体育課 学校体育担当

   【文化部】 学校教育室 義務教育担当、高校教育担当

勉強と両立のこと

いただいたご意見

【中学校】

  • 勉強や部活は常に意識して生活してるけど、好きなことをしてリカバリーする方法をしりたい。
  • 部活動の練習方法やべんきょうとの両立の仕方。
  • 全国大会などの上位大会へ進んだ際の手当。テストが受けられなくなったり、授業に遅れたりする。仕方のないことなのでしょうか。
  • 趣味と勉強を両立したい。

【高等学校】

  • 勉強と部活動の両立ができるように、どちらかにかける時間が極端になってしまわないようになって欲しいです。自分としても、両立できるようにしていきたい。
県(教委)からのコメント

【教育委員会】

○部活動は、「学校教育の一環として教育課程との関連を図り、生徒の自主的・自発的な参加により行われるもの」とされており、学校では、加入のあり方の見直しや、地域と連携した活動などの検討が行われています。

 部活動は、仲間と共にスポーツや文化芸術活動の楽しさや喜びを味わい、豊かな学校生活を経験できる場です。活動に取り組む分、他の自分がやりたいこととの時間の使い方などを工夫していく必要がありますが、自分で時間の使い方の計画を立て、粘り強く取り組む力を育むことは、将来にも役立つ力となるはずです。

○これからの社会が大きく変化していく中で、児童生徒のみなさんには、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現し、明るい未来を共に創ってもらいたいと考えています。そのために、様々な活動や体験を通して豊かな人間性が育まれることは有意義なことだと思いますので、学校での学習も大事にしながら取り組んでいってもらいたいと思います。

 

担当 学校教育室 義務教育担当、高校教育担当

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このページに関するお問い合わせ

岩手県教育委員会事務局 教育企画室 企画担当
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