文化財や伝統文化のこと

ページ番号1070408  更新日 令和6年3月29日

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文化財や伝統文化のこと

文化財のことを知りたい

いただいたご意見

【小学校】

  • 岩手県にある史跡をしりたいです。
  • 学校では岩手の偉人として勉強しましたが郷土芸能や文化財のことはあまり知れていないように感じます。なので文化財や郷土芸能のことを詳しく知れる機会を作ってくれるといいかなと思います。それに岩手の偉人だけでなくほかの偉人も知れる機会を作ってほしいと思います。

【中学校】

  • 地域に残っている、古くから残っている物や文化など、もっと詳しく知りたい。実際にどのようなものなのかも見てみたい。
  • 岩手県内で見た時、平泉にある文化財などは知っているのですが、盛岡の文化財をあまり知らないので、盛岡にある文化財について知りたいです。

【高等学校】

  • 地域のさまざまな伝統文化や歴史、伝統的な建物などの見学や体験したい。
県(教委)の対応状況

【教育委員会・文化スポーツ部】

○岩手県には「中尊寺金色堂」や「早池峰神楽」などの世界に誇れる文化財があります。また、皆さんの住んでいる地域にも古くから伝わり守られてきた様々な種類の文化財があります。岩手県では、これらの文化財を紹介するウェブサイト「いわての文化情報大事典」を作成しています。このサイトでは、国・県指定の文化財をはじめ、民俗芸能や岩手の偉人、食文化、文化財等を活用した活動の様子などを紹介していますので、ぜひご覧ください。

○岩手県立博物館には、岩手県内の歴史や文化、自然についての多くの展示資料があります。県内の遺跡で発掘された出土品や、美術工芸品など、貴重な文化財が実物で展示されています。また、屋外には、重要文化財の古民家が2棟あり、実際に古民家に入って昔の人の生活の様子を体験することができます。

○平泉町にある「柳之御所遺跡」では発掘調査が行われていますが、毎年10月頃に発掘調査の報告会を開いています。当日は発掘に携わった専門の職員から、遺跡の発掘の結果について詳しい説明があります。

 また、隣接する「平泉世界遺産ガイダンスセンター」は、平泉の世界遺産はもちろん、県内のその他の世界遺産についても学習できる施設になっていますので、ぜひお立ち寄りください。

○「岩手県教育振興計画(2024~2028)」においても、「貴重な建造物や美術工芸品等の有形文化財の保護、民俗芸能等の地域に伝わる無形文化財の保護・伝承を行う」ことを盛り込み、地域の貴重な財産である文化財を皆さんや皆さんの次の世代に継承できるよう取り組んでいきます。

 

「いわての文化情報大事典」http://www.bunka.pref.iwate.jp/

担当 生涯学習文化財課 文化財担当、柳ノ御所担当

   文化振興課 文化芸術担当、世界遺産担当

伝統文化を守り、伝えたい

いただいたご意見

【小学校】

  • 昔地域のあたりに神楽や鹿踊りなどの郷土芸能が沢山あったようなのでそれについて知っている人から話を聞いてみたいです。
  • いつからその文化が始まったのかということや、どうやったらその文化や文化財や郷土芸能をずっと守れるかをもっと勉強して、文化や文化財、郷土芸能を守って行く活動をしてみたいです。

【中学校】

  • 郷土芸能について学んでみたいし、もっとたくさんのひとたちに知ってほしい。
  • 岩手の郷土料理についてもっと詳しく学びたい。

【高等学校】

  • 方言について学んでみたい。理由は、方言も地域特有の重要な無形文化であると思うから。普段何気なく使う言葉も実は方言だったりと、改めて地元をよく理解することで地元愛にもつながると思うし、また津軽弁や博多弁の様に地域を発信する重要なアイコンにもなると思うから。
  • 岩手県全市町村の郷土料理や、昔の事をたくさん知りたい。
県(教委)の対応状況

【教育委員会・文化スポーツ部・農林水産部】

○自分たちの住んでいる地域の歴史や文化を知ることは、住んでいる地域の新たな一面を知ることにもつながり、地元への愛着も生まれます。県では、「世界遺産出前授業」を通して児童生徒の皆さんに県内の世界遺産について学んでもらう取組を行っています。

 このほか世界遺産に限らず、皆さんの住む地域の歴史や文化財について学んでもらうことができるような取組もできないかを考えていきます。

○民俗芸能の発表の場として、県では「岩手県民俗芸能フェスティバル」を開催しています。また、市町村や団体が独自に行っている発表会もあります。これらの取組が多くの皆さんに知ってもらい、見てもらえるように市町村や団体と連携しながら、周知・広報活動を支援していきます。

○また、県では、郷土料理に詳しくて、作るのが上手な人を、「岩手県食の匠」に認定しています。

  食の匠は、それぞれの地域で、郷土料理の作り方や食べられてきた背景を伝える先生として活動しています。「人」と「料理」をセットで認定していて、今までに認定された食の匠と料理は、301人(品)(R5.12月末現在)です。

 県や国のホームページで見ることができます。一部の料理は、動画でも紹介しています。もっと詳しく知りたいときは、県内の各地域で作ったパンフレットや冊子がありますので、連絡をください。

○県民の皆さんが、県や身近な地域の伝統文化や文化財に興味を持ち、その保存や活用に協力してくださるよう、これからも周知・啓発に一層努めていきます。

 

担当 生涯学習文化財課 文化財担当

   文化振興課 世界遺産担当

   農業技術普及課 農業革新支援担当

https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/nougyou/takumi/index.html

「岩手県 食の匠」

https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/nougyou/takumi/index.html

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/iwate.html

「農林水産省 うちの郷土料理」

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/iwate.html

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このページに関するお問い合わせ

岩手県教育委員会事務局 教育企画室 企画担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6106 ファクス番号:019-629-6119
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